リブリオエッセイ『歯周病はすぐに治しなさい』森永 宏喜著

エッセイなんて書いた事がなかったのですが、機会を頂いてふみサロという文章サロンに参加してみる事にしました。

毎月課題の本があり、エッセイに落とし込んで書きます。読書感想文ではなく、あくまで自分が感じた事などを書いていけば良いらしく、リブリオエッセイというそうです。

今月の課題本『歯周病はすぐに治しなさい』森永 宏喜著とリブリオエッセイ

今月の課題本はこちらでした。↓ ↓ ↓

ふみサロのメンバーで講評します。同じ本を読んで書いているのに、全く違うエッセイになっているので面白いです。

驚いた事に・・、「準後藤賞」というのを頂きました!まぁ・・ネタ的に面白かったのかもしれません 笑。

あれは、就職して3度目のお正月だったかな。

東京の小さな旅行会社で、お盆やお正月は添乗員として海外に行く事が多かった。その年は珍しく日本にいたので、母に言われて、あまり気は進まなかったが、田舎の祖母の家で家族と過ごしたのだ。

突然訪れた静かな日々。久しぶりにゆっくり休めた。しかし、当時はAmazon Prime等もなく、テレビを見るくらいしかやる事がない。私はだんだん飽きてきた。

祖母宅では31日の夜に年越しそばを食べ、日付が変わると、近くの神社へ初詣に行っていた。神社に着いて、お参りしようと歩いている時、鐘が見えた。退屈していた私は何となく鐘を「カーン」と鳴らしてみた。

すると、私の前を歩いていた祖母と父、母が驚いて振り返った。祖母は「バチがあたるで~!」と言った。(バチ?)キョトンとしていると、母が「鐘はお参りする前に鳴らしちゃいけないの、もぅ~。」と怒っている。全然知らなかった。私はバチなんてあたる訳ないと思い、家に戻ったらすぐに寝た。

珍しくトイレに起きて、寒い中震えながら、洗面所で手を洗った。置いてあるコップに水が入っていた。喉が渇いたと思い、それを飲んだら、変な味がして吐き出した。「!?」驚いてコップをひっくり返すと、祖母の入れ歯がコロンと落ちて、ギョッとした。

そうなのだ。祖母がコップで入れ歯洗浄をしていたのを、水と思って飲んでしまったのだ。大丈夫かなと思ったが、この時間に家族を起こすのも申し訳ない。心配しつつもまた寝てしまった。

朝起きると、どうも頭がジンジンするし、気持ち悪い。さすがに心配になり、親に事情を説明したら、大騒ぎ。元旦で病院はお休みなので、父が総合病院に電話して聞いてみたところ、水をたくさん飲んで、休めば問題ないでしょうと言う事だった。

祖母は「行きしに鐘なんかつくからや。やっぱりバチが当たった。」と言った。まぁ、これくらいの「バチ」ですんだのだから、まだ良かったと思いたい。

つまんないな、と思いながら神社に行った私は、神様に見抜かれていたのかもしれない。何事も、心がけって大事ですね。

ABOUTこの記事をかいた人

Keiko Hagi (羽木 桂子)

フルタイム勤務のワーキングマザーを経て、現在はドイツ親子留学に向け、フリーランスで働きながら準備中。夫は単身赴任中で、小学生の娘と2人暮らし。ワーキングマザーのサロン開催、サークルや、PTA、学童の役員等で、多くのワーキングマザーと関わってきている。海外との仕事をする機会が多く、添乗や出張、旅行等で30カ国以上を訪問。独自の視点をコーチングに活かし、ワーキングマザーをサポート中。
♦GCS認定コーチ
♦Points of You® Explorer(国際資格)