我が家はドイツへ親子留学へ行く予定が新型コロナの影響で延期となり、現在は渡独のタイミングを検討中です。その間に娘は、国内のインターナショナルスクールへ公立の小学校4年生から、ほぼ英語は出来ない状態で転校しました。
インターナショナルスクールの宿題ってどんな感じなのでしょうか?どれくらい英語力が必要とされるのか、またそれ以外に求められる管理能力について、書いてみようと思います。
Table of Contents
インターナショナルスクールの宿題
公立小学校に通っていた時の宿題は、基本的に毎日漢字ドリル、計算ドリル、音読+日によって様々なちょっとした宿題が出されていました。我が家が住んでいる地域は結構小学校が多いのですが、娘が通っていた公立校はその中でも宿題が多い方だと言われていました。
インターナショナルスクールに転校してからというものの、宿題は毎週月曜日に出されて、金曜日に提出する方式になりました。週末は基本宿題なしです。そして、PCを使わないと出来ない宿題が多いです。
例えば算数だと、算数のYouTube動画を見て答えるとか、カーンアカデミーという無料の学習ツール等を使う事が多いです。
英語に関しては、これも様々なツールやプラットフォームを使い、PC上でリーディングの宿題が出されます。だいたい本を読み上げてくれて、質問が出されて、答えていく感じです。まぁ、英語の宿題は英語ネイティブの発音を聞く方がいいので、その方がいいですね。
それ以外にも、生徒のレベルに合わせた本を出されるので、それを読んで内容を要約するというもの。これは要約を英語で書かなくてはいけないので、最初の頃は全く出来ず、私も手伝って何とか完成させていました。でも半年以上たったくらいから、自力で出来るようになりました。
英語のリーディングやスペリング、読書などは、娘のレベルに合わせたものが出されていたので、そこまで大変ではありませんでしたが、算数に関しては、カーンアカデミーは日本語と英語が混じっていて、英語しかない時もあり、そういう時は算数で使う例えば「四捨五入」などの英語の意味が私にも分かりにくい事があったりして、最初のうちはちょっと苦労しました。
娘が気に入ったユニークな宿題
インターに編入して半年くらいたつと、急に宿題のレベルが上がりました。文章を読んで、そこで指示された内容をこなすというものです。スペリングの問題を、色んなフォントを使って書け、とか、色んな色で書けなんていう内容だったり、時々変な(?)指示があります。
中でも娘が気に入ったのは、シェービングクリームを使って、nutという単語を書けっていう指示です。シェービングクリームがない家庭もあるんじゃないかと思いますが、我が家は娘がスライムを作るのに使う為、常にあります。これが、その時に書いたシェービングクリームのnutです。hutみたいに見えますが。。↓↓↓
娘は、「いや~、こういう宿題、公立校では出ないから、面白い♪」と楽しんでいました。
インターナショナルスクールの宿題は英語力よりも自己管理力が必要
子どもの性格にもよると思いますが、我が家が難しさを感じたのは、英語力もそうなんですが、自己管理が求められるという点です。
インターに編入してから1ヶ月くらいたった頃、先生から、金曜日に娘の宿題を確認すると、その時になって「ここが分からなかった。」と言ってくるが、そうではなく、分からない事は事前に聞いて、金曜日には完璧な状態で宿題を提出するようにと言われてしまいました。
私も最初は英語が分からないと言われたところだけサポートしていたのですが、それで問題なさそうだったので、気にしていなかったのですが、どうやら全部私に聞くのも面倒だったのか、分からない事を提出日の金曜日に聞いていたようです。
公立校では、毎日宿題が出されるので、とりあえずやって提出さえすればそれで良かったので、そういう感覚は親子ともどもありませんでした。それに、早めに宿題するも何も毎日出されるので、もうルーティンになっていて、娘は親が確認しなくても自力で宿題をして、提出していました。
それが、月曜日に出されて、金曜日に提出となると、ついつい後回しにしてしまって、水・木曜日あたりにまとめてやって提出・・みたいになっていたのですが、それではダメだったんです。私と娘は割と性格が似ていて、私は提出物なんかは早めにやる方なので娘もそうだろうと思っていたら、違ったようです。娘は夫に似たのか??後回しにする性格だったというのを、今更発見しました・・苦笑。
まぁこのあたりは先生のやり方にもよりますが、他の先生もこのパターンが多いようです。結構、自己管理が求められるのです。
インターナショナルスクールの長期休暇中の宿題はあるの?
よく言われているのでご存じの方も多いかと思いますが、インターナショナルスクールの長期休暇中の宿題は、夏休みは基本なしです。国語だけは宿題があります。そこは「日本」て感じですね。
夏休みは学年が変わるタイミングですので、夏休み明けには1学年進級して担任の先生も変わる為、感覚的には日本の春休みの宿題がないのと同じ感覚ではないでしょうか?ちなみに、冬休みや春休みは、少しですが宿題がありました。
私が本当に良かったと思ったのは、公立校で出されていた「夏休みの自由研究」の宿題から開放された事です。
娘が通っていた公立校では、夏休み明けに授業参観があり、自由研究はその時に展示されるので、見る事が出来ました。はっきりいってこれは全然良くない。他の親に見られるという事もあり、自由研究は子供が1人で作った感じのものはほとんどなく、どう考えても親と一緒に作ったか、キットのようなものを買ったか、あるいは絵画教室や工作教室のような所で作ったでしょ!みたいな素晴らしすぎる作品ばかり。
習い事の教室も心得ていて、夏休み中は自由研究用のプランを宣伝しています。毎年毎年、ママ友と「夏休みの自由研究、どうせ親が手配しなきゃいけないんだから、いらない~。親の手間とお金がかかるばかり。」と愚痴っていたのを思い出します。本当にそうです。
そもそも、あの大量の宿題自体いらないです。1クラスに40人もいれば、レベルも差がありますので、同じ内容の宿題を出す意味はありません。勉強が必要であれば、各家庭でやればいいですし、必要なければ遊んでたらいいんじゃないでしょうか?中学受験組はそもそも学校の宿題やるより、受験勉強したい、というのが本音でしょう。
娘が公立校のお友達より1ヶ月早く夏休みに入ったとママ友に伝えると、「宿題は?」と聞かれました。「国語以外なしだよー。」と答えると、「やっぱ、そーなん?自由研究なし?マジで?いいなぁ~。」(今関西在住なので、関西弁)と、言われました。
先生方も、よもや自分の生徒が自力であれらの素晴らしすぎる自由研究をやり遂げたとは思われていないと思います。いっその事、やめてみたらいかがでしょうか。
途中から少し話がそれましたが、私がどれだけ開放感に浸っているか、、同じ経験をされている方にはお分かりかと思います。
国際バカロレアのカリキュラムでは、低学年の頃は比較的自由で、高学年になるくらいから、少しずつ大変になっていくと聞いています。夏休み明けからはいよいよ高学年の5年生。宿題も増えていくかもしれませんが、また何か気づきがあれば、記事で紹介していきたいと思います。
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