親子で楽しく英語の勉強になるアメリカン・コミックの紹介です。我が家の娘はほぼ英語力のない状態で、公立の小学校4年生から国内のインターナショナルスクールに編入しました。最初の頃は担任の先生から「3歳児用?」と驚いてしまうようなレベルの本を渡されていたものです。6年生になった現在では、ハリー・ポッターの原書が読めるレベルになりました。
娘の学校には「ライブラリー」という授業で本を借りて読む授業があり、読書をかなり推奨されます。娘の学校は国際バカロレア認定校ですが、国際バカロレアの授業はもちろん、Languageの授業などでも、日本のような教科書はなく先生によって進め方も違ったりしますが、どの先生も本を読む事を結構言われます。ORT(オックスフォード・リーディング・ツリー)の本を読んで感想を書くなどもよくあります。
5年生の時には毎日30分本を読むように言われていました。1日30分本を読む生徒と読まない生徒ではこれくらい学習面全般において差が出てきます、という表を見せて説明されましたので、「なるべく毎日30分本を読む」事を日課にする事にしました。
私の場合は読書は趣味の1つですので、小学生の頃から本を読む子どもでした。しかしながら、娘はかなり私と性格が似ているのですが、到底読書好きとは言えない方です。そして、毎日なんだかんだと忙しいので、読書を強制する根気もなく、ついつい忘れてしまいます。そこで、「iPad Air」のタイマーをセットして、タイマーが鳴ったら30分読むという事にしています。
先生に確認したところ「本の言語は日本語でも英語でもOK」という事でした。ちょっと気が引けて「漫画でもいいんですか?」とは聞けなかったのですが、、我が家の場合は娘の英語力は少しずつ上達していたものの、やはり英語ネイティブの同級生と比べると低いので、少しでも語彙力が増えるなら「漫画でもいい」ことにしました。これが結構良いので、ぜひ読んでみて下さい。
Table of Contents
『Smile』『Sisters』『Guts』 Raina Telgemeier著
娘の話では、これらのコミックはかなり人気で借りようと思ってもいつも貸し出し中なのだそうです。少し高学年向けではありますが、3年生くらいでも読んでるみたいです。少しでも勉強になればと思い、全て購入しました。
私も読んでみたのですが、大人が読んでも楽しく読めると思います。
アメリカの決して裕福でない家庭の普通の公立校に通う普通の女の子が主人公の話なのですが、かなりリアルな内容なんですよね。貧乏という訳ではないけれど、そこまで余裕のある感じではなく3人子どもがいるのに、パパがレイオフされてしまったり・・。
私はアメリカのニューヨーク郊外で、ベビーシッターをしていた事があるのですが、中流の白人家庭が多い地域でした。この漫画を読むと、私が滞在していたお家は中流といえど、そこそこ余裕のある家庭であった事がよく理解出来ました。みんな一軒家に住んでいて、それぞれの子ども部屋はありましたし、ベースメント(地下室)などもありました。アメリカだからみんなこれくらい大きな家に住んでいるのは普通だろうと思っていたのですが、そうでもなかったようです。
3冊でセットになっているのもあります。我が家はこの存在に気がつかず、別々で3冊購入してしまいました。。
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4年生で編入したばかりの頃は、このレベルの英語を読むのは到底不可能なレベルでしたが、漫画なので4年生の後半くらいから、何となく理解出来るからか読んでいました。
このアメリカン・コミックを読む事の何が良いかといいますと、まず、セリフを読む事によってアメリカ人が普段の会話で使う英語を知る事が出来るという事です。あとは、日本の漫画でもそうですが、動作音なども当然ですが英語で書かれているので、「あ、そう言うんだ」とかが何となく分かる点です。
外国人が日本語を覚えるのに漫画を読むと聞きますが、例えば『鬼滅の刃』など、舞台が昔の日本だったり特殊な内容ですと、ちょっと上級者でないと理解が難しいかもしれませんが、これらのコミックは全て日常生活で起こる事件の話ですので良いと思います。
『Baby Sitters Club』 Raina Telgemeier著
こちらは『Smile』シリーズと同じ、Raina Telgemeierさんのコミックです。同じくアメリカの普通の高校生達が主人公のお話ですが、ベビーシッターをするというのがまたアメリカらしい。もちろんこれも地域によりますし、一概にみんながそうだとは言えませんが、日本のような受験制度がないですし、部活動にあたるClubもそこまで熱心に毎日ある訳でなかったりするので、放課後はそれぞれ好きなように過ごしているのが分かりますね。主人公と友達は、手軽に出来るベビーシッターのアルバイトをしているんですね。
アメリカの場合は子どもだけで留守番をさせる事が許されないので、ベビーシッターは本当に必要とされています。
ここでさりげなく使われている「FLUSH」なども、学校の授業では教わらない気がしますね。ちなみに私は、添乗員として海外に行く時に、何しろ行き先が一般的に秘境と呼ばれる地域が多かったので「トイレが流れない」と説明する事もあるかもしれないと思って、覚えましたが、こうやって出てくると覚えやすいと思います。
ぜひ家族で、英語とアメリカの事を楽しみながら学んでみて下さい。
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