ワーキングマザー・転職で悩みを解決する為にしておくべき事

ワーキングマザーに限らずですが、公務員、会社員など、組織に属して働いている人は、一度は転職を考えた事がある人は多いのではないでしょうか?
しかし、、普通に転職するにもなかなか勇気もいるし、簡単な事ではないのですが、
ワーキングマザーが転職するとなると、それに加えて様々な問題が出てきます。

ワーキングマザーが転職を考える理由

ワーキングマザーが転職を考える理由としては色々あると思います。子供を持つ前と後では、多くの変化が生じるからです。1番大きいのは、以前のようには時間が自由にならない、という事があると思います。ワーキングマザーのほとんどは保育園等に子供を預けて働いている場合が多いと思います。

そうすると、18時、遅くとも19時くらいには保育園にお迎えに行かなくてはいけないでしょう。通勤時間がかかる場合には、残業どころか、時短を取って会社を早く出るしかありません。
子供の病気などで遅刻したり休んだり、早退したりと、普通に1日働く事すら難しくなってきます。出張なども難しくなります。

20代くらいで就職する時に、将来的に結婚する自分、子供を持っても働き続けている自分をイメージして、それが可能そうな制度の整った会社や公務員として働いている、あるいはフリーランスをされている場合はまだいいとして、そうでない場合は、ワーキングマザーになってから色々と違和感が出てくる事も多いのではないでしょうか?

会社の制度や雰囲気を変える、というのはなかなか難しいものです。しかし同じ会社で働き続けるなら、ある程度覚悟を持って、それに挑んでいく事も必要でしょうね。
あるいは、転職するという方法です。もちろん、勤め先を変えるだけではなくて、例えば独立するなどもありますよね。

しかしこれはこれでなかなか難しい。。

私の場合は、夫が東京から関西へ転勤する事になり、娘はまだ1歳で、私が仕事を辞めてついていきました。
当時の仕事は自分がやりたい職種で、待遇なども悪くない。残業はありましたが、長期の休みは取りやすかったので、旅行好きな私にはあっていました。子供を持つ前までは、です。。

転勤の話を聞いた親や兄弟は、私はその会社を辞めないだろうと思っていたそうで、あっさり辞める決断をした私に驚いたと後で聞きました。そんなにも打ち込んでいた仕事をなぜあっさり辞める気になったのかといえば、、今の仕事の環境を変えなければ、自分が今抱えている問題や悩みは解決しないだろう、とわかっていたからです。
何しろ初めて産休・育休を取得して復帰したので、時短を取れる雰囲気でもなかったし、子供の病気で休める雰囲気でもない。

1番の問題は、残業賞賛主義な雰囲気だった事でした。
残業している人こそがエライ。残業せずに帰る人は暇だから・・みたいなイメージ。
そういう会社では、あまり残業せずに帰る私は、いくら仕事をきちんとやりきって帰っても、あの人もう少し仕事出来る余力があるんじゃ、、と思われてしまう。

他にワーキングマザーがいなかったので、家に帰ってからも、育児や家事がある、という事を想像出来る人がいなかったのです。この状況を私1人で変えるのには限度がありました。

それが、転職を考えた1番の理由です。

ワーキングマザーが転職する際に難しいのは、子供を保育園に預けている場合、一度辞めてしまうと退園になってしまいますよね。。
せっかく入れた保育園を辞めてしまうと、転職してからまた預け先を探すのに苦労します。保育園を退園にならないようにする為にはスムーズに転職出来ると良いのですが、そううまくいかない場合もあり、難しいですよね。

我が家のように、場合によっては今通っている保育園を続けられない場合もあり得ます。
それに、子供は1人なのか、あるいは2人目を考えているとか、妊娠中とか、タイミングもからんできます。相手先の都合もありますので、
本当に複雑です。

私は、エージェントに登録したり、自分で応募したり、転職活動はほそぼそと続けていました。
しかし、ネックになるのが残業が出来ないという点。職種柄、海外とのやりとりが発生するので、ヨーロッパ相手の仕事だと日本の夕方がやっとヨーロッパの朝。夕方の数時間しか直接話せません。あとはメールでのやりとりくらいしか出来ないので、何か緊急で連絡する案件がある時は残業になりがち。

そんなところに、突然夫の転勤話が持ち上がったのです。

転職を考えているワーキングマザーは、ポイントを整理しておこう

たまたま夫の転勤で引っ越したので転職した、というのは事実ですが、個人的には、強くそう願っていたから、引き寄せられたのかな?と思っています。その話を聞いた時は、驚きましたが、神様からのプレゼントかな?と思ったくらいです(笑)
すぐに転職を決断出来たのも、普段から転職する際に何を望んでいるかを整理しておいたからです。

転職を考えて悩んでいるワーキングマザーには、自分が希望する点と、妥協出来る点を整理しておく事をおすすめします。
とりあえず、今の会社で困っている事を整理していくと、少しずつ輪郭が見えてきますよ。
私の場合を参考にしてみて下さい。

転職先に望む条件

  • 同じ職種(貿易事務系の仕事)である事。
  • 扱う商品が出来ればアパレル系や身近な商品である事。(医療機器や産業機械系ではないこと。)
  • 残業がないか、あっても少なめである事。
  • ワーキングマザーが働きやすい雰囲気。
  • 子供の病気などで休む事に対して、多少なりとも、少なくとも現在の勤務先よりは理解がある事。
  • 定時が早めである事。(当時、定時が18時で遅めだったので、定時が17時や17時半くらいを希望。)
  • 通勤が以前より短い事。

妥協できる条件

  • 待遇(給料は今より少しくらい下がっても良い。)
  • 正社員でなくても良い。
  • 役職にはこだわらない。ヒラ社員でも全然OK。
  • 出張は場合により可能。
  • 長期の休みが取れなくても仕方がない。

結果どうなったかというと、望む条件は全てクリア!妥協出来る条件については、正社員でなくても良い、という条件以外は全てその通りになったのです。
つまり、正社員での採用でした。

望む条件は譲れないとわかっていたので、子供がいる事、子供が病気の場合は休まざるを得ない事もある、また残業が出来ないという事ははっきりと伝えました。特に、取引先は主にヨーロッパか香港、中国と聞いていたので、ヨーロッパの場合は時差もあるがそれでもあまり残業が出来なくても構わないのか?と確認しました。
特に、通勤に関しては自転車で10分くらいで、かなり家から近くなりました。

じゃあ転職して大正解じゃないですか!悩み解決!!と言いたいところですが、まぁ世の中そうはうまくいかないもので、待遇については、東京から関西への転職なので、全体的に下がってもしょうがないのですが、思っていたより下がったなぁ~、という感じです。

しかし、私はQOL(Quality of life :生活の質)を大切にしたいと思っていたので、以前と比べると、格段に自分に余裕が出来て、家族と過ごせる時間が大幅に増えましたので、まぁそれは我慢しないといけないなぁと思いました。
それに、生活が変わると、支出も結構変わるんですよね。

以前は、子供の病気などでは絶対に休める雰囲気ではなかったので、病児保育のフローレンスと契約していました。
病児保育を使う事がなくても、毎月5,000~8,000円ちょっとは払う仕組みでした。

転職後の勤務先では、その点最初によく言ってありましたので、一応マザーネットという、病児保育を利用した時だけ
実費がかかる会社と契約し、万が一に備えましたが、結局子供が病気の時は会社を休む事が多く一度も利用していないので、
その費用はかからなくなりました。

ランチも、以前は同僚と毎回外食していましたが、今はお弁当を作る余裕があるので、基本お弁当。毎月2万円近くかかっていた
のがなくなり、お弁当を作れなかった時だけ買うくらいなのでランチ代は大幅に減りました。

掃除も、シルバー人材にお願いしていたのが、自分あるいはルンバなどでやるようになったので、その費用も必要なし。
そうやって、ライフスタイルが変化し、時間に余裕が出来た分、自分で出来るようになったので、収入は減ったものの、支出も大幅に減ったので、結局そんなに変わらないかなぁと感じます。

娘の保育園は最初は認可園に入れず、1歳児の9月から無認可園でスタートし、2歳児クラスにあがるタイミングで認可園に入れました。
転園も色々ありましたし、娘が馴染めるか心配しましたが、小さかったからかそれほど問題はなく過ごせました。

ワーキングマザーの転職は大変です。
しかし、環境を変えない限り、今の状況は変わらないと思うなら、転職も検討してみましょう。
100%希望通りの転職とならずとも、今自分が抱えている大きな問題や違和感が解消する事で得られる事もあるからです。
辞めたいと考えているワーママもいる事でしょう。

しかし、、本心では仕事は続けたい、と思っている場合は、「LEAN IN」 という本で、シェリル・サンドバーグが語っていたように、
”辞めなくてはならないときまで辞めないで” と、私も思います。

まずは、状況を整理してみる、という事からでもいいので、一歩踏み出してみましょう。

 

 

 

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

Keiko Hagi (羽木 桂子)

フルタイム勤務のワーキングマザーを経て、現在はドイツ親子留学に向け、フリーランスで働きながら準備中。夫は単身赴任中で、小学生の娘と2人暮らし。ワーキングマザーのサロン開催、サークルや、PTA、学童の役員等で、多くのワーキングマザーと関わってきている。海外との仕事をする機会が多く、添乗や出張、旅行等で30カ国以上を訪問。独自の視点をコーチングに活かし、ワーキングマザーをサポート中。*GCS認定コーチ。