子供の英語教育はいつから?親が費用や時期を戦略的に考えるべき理由

最近よく、子供には英語が出来るようになって欲しいけど、いつから始めたらいいの?英会話にずっと通わせているけれど、全然英語は話せない。意味ないから辞めさせようと思うけど、どう思う?など、親、特にワーママから聞かれる事が増えています。

いつから英語を習わせるべきかについては賛否両論があり、親自身が英語を習得した事がない場合、悩むと思いますが、早くから始めないと身につかないというものでもありません。焦る必要はありませんが、それでも遅すぎると苦労します。私は小学生くらいから始めると良いと思います。

子供の英語教育はいつから始めるべき?

私自身は20代後半でカナダに渡り、英語を本格的に学びました。どうにかこうにか、海外の展示会に行って通訳出来るレベルまでいきましたが、実感としては、20代より10代の方が、もっと早く、もっとラクに身につけれただろうなと思います。若い方が単純に早く慣れるし、早く単語を覚えられるからです。小学生くらいから、英会話に通い始めるとベター。ただし、中学生ではもう取り返しがつかないかというと、そういう訳でもありません。

子供が独学で英語が出来るようになるというのは現実的ではないので、親の考え方がとっても大切です。我が子にどうなって欲しいのか、よく考えて、対応してあげて欲しいです。

どれくらいで英語力が身につくのか?時間の目安をお伝えします

結論を言ってしまうと、英語漬けの環境にベストは3年間、難しければ少なくとも2年間いれば、ある程度英語を聞いて理解し、自分の言いたい事を英語で言えて、読んだり書いたりも出来る程度になります。それも難しければ、1年でも何とか最低限は出来るようになります。数ヶ月だと、日本に戻るとすぐ忘れてしまうレベルです。

起きて英語に触れている時間を1日あたり12時間として考えた場合、2年間で8,760時間。3年間で13,140時間。目安としては、これくらいの時間英語に触れられると、ある程度英語が出来るようになります。

子供の英語教育にかける費用をトータルで考えて、いつ、どのようにその費用を使うかを考えてあげるのが、1番現実的です。

英語を身につけるには、なるべく長時間英語環境にいるのがいいので、本気で英語が出来るようになって欲しいなら、インターナショナルスクールとか、インターじゃなくても毎日英語を教えてくれる幼稚園や保育園や学童に行かせて、なるべく長時間英語環境につかってもらう事です。

でも、そこまで出来る親はほんの一握り。ほとんどの親は、そこまでは費用面等で出来ないけれど、英語は身に付けて欲しいから、どうしたいのかと悩んでいる訳です。

子供の英語教育費用を、いつ、どのように使うか親が戦略的に考える

子供を英会話に通わせると、週に1回1時間で、1万円前後かかるのが一般的です。年間で12万円、4年間通うと約50万円かかります。費用の割に、あまり上達しないと感じるかもしれませんが、それは仕方のない事です。それくらいだと、英語ペラペラには普通なれません。ただ、外国人に慣れる、海外の文化に触れる、耳が英語に慣れるので、発音がきれいになります。将来的に、間接的に子供の英語学習を助けてくれます。英会話の先生をしている友人の話だと、小さい頃に英会話をやっていた子は、発音が上手なので何となく分かると言っていました。

とはいえ、4年間何となく英会話に通わせると50万円。そう考えると、もうちょっと足せば、短期留学出来ちゃうんじゃない?と思いませんか?その通りです。50万円だと、子供だけで短期留学するのか、親がついていくのか、どの国に行くのかで違ってはきますが、まぁ1~数ヶ月前後、短期留学が出来ますね。

では、同じ50万円をかけて、4年間週に1回英会話に通うのと、短期留学で1ヶ月間留学するのと、どっちが英語ペラペラになるの?と知りたいと思いますが、残念ながらどちらも英語ペラペラにはなりません。

時間で考えると、週に1回1時間、4年間英会話に通った場合、英語環境にいた時間は、合計で192時間。1ヶ月留学した場合、1日12時間くらい X 30日間で、合計360時間です。どちらも、圧倒的に時間が足りません。50万円かけてもこの状況って、親としては切ないですよね~。でも、何もやらなければ何も身につかないし、英語に興味を持ってもらうキッカケもないので、そこを親がどう考えるかです。

大切なのは考え方で、月に1万円もかけて習ってるんだから、50万もかけて短期留学したのだから、英語出来るようになるよね?と考えると、親子ともつらくなると思います。

夏休みに、数日間だけインターで1日英語に触れよう!みたいなプラン、ありますよね?あれも、それだけでは英語が出来るようにはなりません。ちなみに、我が家も娘を3日間だけ参加させた事があります。娘曰く、「何言ってるか全然分かんなかったから、クラスの子にこっそり日本語で聞いてた~。」だそうです。意味ないですよね。ただし、未だに時々言うのは、「なんかねー。おんなじ日本人で、私より小さい子も英語ペラペラなんだよ!!」という事です。そうです。「日本人でも英語ペラペラの小さい子がいて、すごかった。」という気づきを得てもらう事は出来ました。ちなみに、それにかかった費用は3万円でした。

英語は、時間をかけて継続的にやれば、子供の能力にあまり関係なく身につくので、費用のかけがいはあります。例えば、同じ塾に通ってものすごく勉強したとしても、偏差値の高い学校に合格する子もいれば、合格しない子もいます。でも、英語の場合、大きな差はつきにくく、多少の違いあっても、同じ時間をかければ、到達するレベルはある程度は同じくらいと言えます。だからこそ、英語教育にかける費用を、いつ、どのように使うのか、あるいは使わないのかを、親が戦略的に考えると良いのです。

英語は習うものではなく、日常的なものとして考える

1番英語が身につくのは、英語を習うのではなく、日常的に使うものとして考える事です。要するに、英語を使って算数や理科や社会を習って、英語を使ってピアノを習ったりした方が圧倒的に身につきます。例えば、日本の大学で国際学部などに進学して、英語を学ぶよりは、英語圏に行って、英語で経済について学ぶとか、Webデザインを学ぶとか、その方が絶対にいいです。

そう考えると、英語圏に2~3年程度、留学出来た方が良いのです。そう言うと、「それはウチには出来ない。」とすぐに言われてしまいますが、”Why not ?” です。これからは英語くらい出来ないとダメだ。と感じているけれど、費用がないから難しいという固定観念は、絶対にそうなのか、他に方法はないのか。とりあえず、調べてみると色々あります。欧米だと費用が高いなら、フィリピンやマレーシアもアリです。

どうしても留学が難しければ、1番オススメなのは、オンライン英会話です。費用がだいぶ安めですし、マンツーマンで学べるのが良いです。大人でオンライン英会話をやっている人はわりといますよね。何故か子供ではあまりいないけど、いいですよ。

我が家の場合

我が家では、娘が大きくなったら、留学させようと考えていました。一方で、娘が3歳から、ネイティブの先生が教えてくれる英会話に通わせていました。英語ペラペラにならない事は分かっていますが、外国人に慣れる事、海外の文化を知ってもらう事、発音を覚えてもらいたいからです。

その後、英会話だけだと、読み書きがあまり出来ないので、オンライン英会話と、公文の英語の両方に切り替えました。オンライン英会話だと、送迎の手間がないし、費用は安めで、マンツーマンで出来るので良いですよ!子供がレッスンを受けている間、親は別の事をやれますし。公文は、読み書き、文法を覚えてもらうだけ、と割り切っています。

留学については、色々と調べて、最初は夫の妹がいるブリスベンに、娘が高校生くらいから行かせたいと考えていましたが、早くから親子で留学するのもありかなと考え始めました。最終的には、ドイツで親子留学予定です。ただし、今はコロナの影響によりいつ行けるか分かりません。たまたま近くにドイツ系のインターナショナルスクールがあったので、そこに通学して基本は英語と、ドイツ語も少しずつやりながら、準備中です。日本のインターは学費が高いですが、ヨーロッパ系だからか、比較的安い方です。
最終的にはドイツの現地公立校は学費が無料なので、ドイツで大学まで行けると大学も学費は無料ですし、いいなと考えています。

我が家の場合、周りで多い中学受験はせず、受験の為の塾代や私学の学費を、英語教育や、海外体験に使うという戦略を採りました。かかる費用はどちらでも同じくらいだからです。

まとめ

これからは英語くらい出来ないとダメだと考えて、子供の英語教育をどうすべきか、悩む親が増えています。いつから英会話を始めるべきか悩みますが、小学生くらいからが良いです。でも、中学や高校からでも、遅すぎるという事はありません。

ある程度英語が出来るようになるには、どれくらいの時間英語環境にいれば良いのか、分かっていると、費用のイメージがつきやすいです。ベストは3年、難しければ2年、それも無理なら1年です。数ヶ月くらいだと、日本に帰国すると忘れてしまうレベルですね。費用に限りがある場合は、英語教育にかける費用をいつ、どのように使うべきか、親が戦略的に考えてあげる事です。

例えば、中学受験をして、私学に通う費用と、留学費用って、色々と調べていくと同じくらいだったりします。それならば、どちらを選ぶべきか、親は柔軟に考えて、選択してあげると良いですね。我が家は、周りでは中学受験を選ぶ場合が多いのですが、受験せず、親子留学する事にしました。現在はコロナの状況により、日本でドイツ系のインターに行き、その後状況を見ながらドイツへ行く事になりそうです。

各家庭により、事情があると思いますが、子供がこれからどのように生きていったらいいのかな?と考えて、決めてあげたいですね。

ABOUTこの記事をかいた人

Keiko Hagi (羽木 桂子)

フルタイム勤務のワーキングマザーを経て、現在はドイツ親子留学に向け、フリーランスで働きながら準備中。夫は単身赴任中で、小学生の娘と2人暮らし。ワーキングマザーのサロン開催、サークルや、PTA、学童の役員等で、多くのワーキングマザーと関わってきている。海外との仕事をする機会が多く、添乗や出張、旅行等で30カ国以上を訪問。独自の視点をコーチングに活かし、ワーキングマザーをサポート中。
♦GCS認定コーチ
♦Points of You® Explorer(国際資格)