ワーキングマザーが感じる罪悪感やママが働く事で子供への悪影響ってあるの?

ワーキングマザーは働いているので、子供との時間が、そうでない母親と比べると極端に少なくなってしまいがちです。親が働いていない子供と比べると、何か悪い影響があるのではないか・・?と、漠然とした不安や罪悪感を感じた事はありませんか?

そんな事、ぜーんぜん心配する必要はありません。

母親が働く事で、子どもへの悪影響はあるの?

同じワーキングマザーの為のサークルに所属する、尊敬する先輩ワーママから、こんな記事がシェアされてきました。

日経新聞の朝刊に載った記事で、それにはこう書いてありました。

「母親の就労 子に悪影響なし- 親の充実感が幸福育む」

ハーバード・ビジネススクールの教授が発表した調査の最終結果として、「母親の就労の有無は子供の幸福度に無関係であり、母親の就労の子供への精神的悪影響は観察されない」という内容でした。

この記事を執筆されたのは、OECD東京センター所長 村上由美子さん。どんな方なんだろうと思い、調べてみたところ、スゴイ方でした・・。

そしてこう述べています。

「重要なのは、就業の有無にかかわらず、それぞれが自身の人生への充実感で満たされていることかもしれない。育児と仕事の二者択一を迫られる事なく、個々の必要性や価値観に基づきライフスタイルを構築出来る社会へ。それこそが多くの日本人が感じられる条件であろう。子供の健全な成長に悪影響を及ばさないなら、働く母親が罪悪感を抱く必要はなさそうだ。母は育児に専念を、との3歳児神話が根強く残る日本社会。だが実は20年も前に「厚生白書」はその科学的根拠を否定している。」

親が働いているかどうかよりも、親自身が自分の人生に満足して生きているかどうかだ、と私が普段考えている通りの事が日経新聞に書かれていたので、私は「やっぱり!」と、思いましたね。

ママが働く理由は、生活の為、子供の教育費用の為、仕事が好きだから、少しは自由に使えるお金が欲しいから・・など、色々とあるでしょう。

見逃せないのが、親が働いているかどうかではなく、パパ、ママそれぞれが、充実した自分の人生を送っているかどうか、という事です。母親がワーキングマザーなのか、専業主婦なのかどうかは、子供の幸福に関係はないのです。
要するに、子供と一緒にいる時間が長いかどうかも関係ない、という事もこの記事では言っていると思います。

それよりも、最も身近な大人である親が、自分の人生に程度の差はあれど納得し、充実した生活を送っている姿を子供に見せる事で、子供は自然と人生とはそういうものだ、と感じながら成長していくのではないでしょうか?そして、それが子供の人生に幸福をもたらすのではないでしょうか?

逆もしかりです。親が働いているかどうかに関わらず、自分の人生はこんなはずではなかったとか、毎日がツライだとか、そんな状態で日々を過ごしていたら、側でその様子を見ている子供はどう感じながら成長してゆくのでしょうか?

親だって人間です。毎日毎日楽しそうに過ごせない事もあるでしょう。ついつい子供を感情的に叱ってしまったり、夫婦喧嘩をする事だってあるでしょう。けれど、毎日ではなく、時々の事であれば、子供だって、まぁ人間だからそういう事もあるよね、と理解するでしょう。

子供の健全な成長に悪影響を及ばさないなら、働く母親が罪悪感を抱く必要はなさそうだ。というのも、その通りです。私達ワーキングマザーの多くは、子供に対して多少なりとも罪悪感を感じながら、日々働いています。特に子供が小さい時期、病気をした時など、子供の母親は自分しかいない。

仕事は自分でなくても、出来る人はいるはずだ。私は働いていていいんだろうか?もっと子供の側にいなくていいのだろうか?そう感じる瞬間は少なからずあるでしょう。

けれども、そうやって思い悩むよりも、人として、子供に自分が働く姿を、大変だけれども、仕事を通して社会に貢献し、充実している様子を見せると良いのだと言っているのです。

子供は親の事をよく見ています。

もし「え?私大丈夫かな?!」と思われた場合は、一度自分自身について、向き合って考えてみましょう。

ワーキングマザーの漠然とした不安・罪悪感ー私の場合

個人的には3歳児神話を信じてはいませんでしたが、前職の社長は本気で信じていて、女性社員によく、「母親は3歳までは子供のそばにいるべきだ。」と言っていました。女性社員だけでランチした時など、「それって出産したら会社辞めろって事だよね~。今どきそんな会社あんの?!」と、やり場のない怒りを愚痴ったりしていました。そんな雰囲気の中、私は最初に産休育休を取得したのです。

例え自分が信じていなくても、傍にそう考えていらっしゃる方がいると、気にはなるものです。もしかして、私が働いていて娘の傍にいられない事で、何らかの悪い影響があるのではないか・・?という不安を感じる事はありました。それに反論出来るだけの確固とした材料もありませんでした。でも、保育園だと、子供達の親はみーんな働いている訳です。子供達の様子をみても、幼稚園の子供達となんら変わりはないように思えました。

小学生になり学童に行くようになりましたが、学童にきている子供達の親も当然みんな働いている訳です。学童で宿題をしたり、楽しそうに遊んでいる様子を見ても、やはり、学童に行かず家に帰る子供達との違いは感じませんでした。

まとめ

ワーキングマザーは子供との時間がどうしても少なくなってしまいます。

一緒にいてあげられない罪悪感を感じたり、子供に何か悪い影響が出たりするのではないかと、漠然とした不安にかられる事はあると思います。けれども、新聞で、はっきりと母親が働いている事が子供に悪影響を与える事はないと言い切っているのです。この記事を送って下さった先輩ワーママも、同じような不安を感じた事があったからこそ、サークルのメンバーに知らせてくれたのでしょう。

メンバーからは、私と同じような意見や、「勇気をもらえた。」など、次々と意見がシェアされてきました。

今はまだ過渡期で周囲から色んな事を言われがちで、環境に恵まれなかったり、適切な対応をされない事もあり、時にはこれでいいのだろうか?と立ち止まる事もあるでしょう。けれども、罪悪感を感じたり、子供への影響を心配する必要はないのです。

そして書いてあるように、ワーキングマザーは(パパもですが)自分自身の人生を充実させる事が大切ですね。

はて?自分は大丈夫だろうか?充実出来ているのだろうか?と、自分に向き合ってみましょう。

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

Keiko Hagi (羽木 桂子)

フルタイム勤務のワーキングマザーを経て、現在はドイツ親子留学に向け、フリーランスで働きながら準備中。夫は単身赴任中で、小学生の娘と2人暮らし。ワーキングマザーのサロン開催、サークルや、PTA、学童の役員等で、多くのワーキングマザーと関わってきている。海外との仕事をする機会が多く、添乗や出張、旅行等で30カ国以上を訪問。独自の視点をコーチングに活かし、ワーキングマザーをサポート中。
♦GCS認定コーチ
♦Points of You® Explorer(国際資格)