公立小学校4年生からインターナショナルスクールに3年間通った感想~子ども本人に聞いてみた Vol.1~

我が家の娘は、公立小学校4年生からあまり英語の話せない状態で、インターナショナルスクールに編入しました。

もともと、私と娘でドイツへ親子留学予定でしたが、新型コロナの影響で留学を延期したので、ダメ元で問い合わせてみたインターナショナルスクールで受け入れて頂ける事になり、公立小学校の夏休み明けから転校しました。

公立小学校に3年と数ヶ月通い、インターナショナルスクールに3年間通って初等部を卒業後、今度は公立中学校1年生に編入している娘に、3年間の感想を聞いてみました!

Contents

公立小学校からインターナショナルスクールに編入して3年間の感想

英語について

英語の授業で習ったエッセイの書き方

Mom
英語がほとんど出来ない状態で、インターナショナルスクールに3年間通って卒業したね。英語はどれくらい出来るようになった?
Daughter
最初は全然分からなかったけど、今はかなり出来るようになったよ。それでもレベル的には、英語ネイティブの1学年下の子には及ばないかな・・っていうレベル感。要するに私が6年生の時(12歳)に、5年生のネイティブ(11歳)にはちょっとかなわないかなっていう感じだったと思う。
Mom
なるほどね。ということは、3年間で英語ネイティブの10歳レベルくらいには伸びたなって感じかな?4技能で言うと、それぞれどうだったか教えて。
Daughter
1番出来るのはライティングかな~。
Mom
あれ?リスニングじゃないんだ。英検でも準1級のリスニングはほとんど聞き取れてるし、6年生の時には英語での授業も普通についていけてたよね。6年生の時の担任の先生はイギリス英語だし、結構早口だったから、イギリス英語慣れしてないママは時々分からない事もあったくらいだったよ。
Daughter
リスニングは知ってる単語ならほとんど聞き取れるよ。でも知らない単語が出てくると聞き取れないよ。
Mom
それはまぁそうだね~。
Daughter
リーディングも同じで、知ってる単語ばかりだったら普通に読めるけど、知らない単語が出てきたら調べないと読めない。ライティングは書き方とかのテクニックを教わったから、もちろん調べたりする必要はあるけど、書ける方だと思う。スピーキングは1番難しい。だから順位をつけるなら、出来る順でいうと①ライティング②リーディング③リスニング④スピーキングだね。
Mom
そっか、1番目がライティングなのは意外だったなぁ。5年生になった時は英文書けなかったのにね。2年間でどんだけライティング力爆上がりしたんって感じだね。

国際バカロレアの授業

シンガポールのショッピングセンターをイメージして作った作品

Mom
国際バカロレアの授業についてはどう?色んなことやってたよね。
Daughter
国際バカロレアの授業は楽しかった!あれはまたやりたいなって思う。
Mom
そうなんだー。特に印象に残ってる授業はどれ?
Daughter
うーん、、LGBTQ+とか、レイシズムの授業とかも面白かったけど、環境ってテーマでやった再生可能エネルギーの授業はすごく楽しかった。
Mom
えー意外だなぁ。ドラマの授業とかが良かったのかと思ってた。
Daughter
ドラマの授業はもちろん楽しかったよ。自分たちで演じて、撮影とか編集までやったからね。再生可能エネルギーのはね、自分がこんなのあったらいいなみたいなのを発明するっていうのだったの。私は再生可能ペーパーを作ったの!紙をバラバラにして水で溶かして、それを押し固めたらまたペーパーとして使えるってやつ。
Mom
あー、実際に紙を溶かして本当に再生可能ペーパーを作ってたね。すっごい嬉しそうにしてる写真あったもんね。
Daughter
めっちゃ楽しかった!あとクラスメートもね、なかなか面白い発明してたよ。
Mom
例えばどんなの?
Daughter
なんか道を自動的に掃除してくれるロボットみたいなのとか。段ボールで外側作って、中にモーターをはめこんで、掃除はさすがに出来ないけどちゃんと動くように作っててすごかった。
Mom
そういえばロボットあったね。あれ動くようになってたんだ。写真でしか見てないからなんだろなーって思ってたわ。それはすごいね。どうして「またやりたい!」って思うくらい国際バカロレアの授業は面白いんだろうね?
Daughter
先生が色んなテーマを与えてくれて、それを自分でリサーチして調べるっていうのは良かった。自分で手を動かしてやると覚えるしね。それにテーマが結構実際の社会で起きてる問題とかで、色んなことを知れたのは良かったと思う。
Mom
それはそうだね。自分でリサーチした方が頭に残りやすいよね。それにインターナショナルスクールに入ってから、世界情勢とかに興味持つようになったもんね。小学生なのにすごく視野が広がったなって思ってたよ。
Daughter
最初は英語ができなくて、パートナーにやってもらってたけど、だんだん自分1人でもやれるようになったしね。先生や生徒の前で発表するっていうのにも慣れていったよ。
Mom
そうだね。4年生とか5年生の初めくらいまでは自信なさそうに発表していたから、心配していたよ。でも、5年生の後半では、1人で資料をスクリーンに写しながら、前より落ち着いて発表するようになったなと思ったよ。その様子を見て、日本人が人前で発表するのが苦手な人が多い理由って、やっぱりそうやって場数を踏む機会が少ないからかなって思った。
Daughter
それはそうかもね。今は公立の中学校だけど、私は人前で発表するのは全然問題ないな。むしろやりたいって思う方!
Mom
ママはやりたくないよ。。他に発表したいですって人クラスにいる?
Daughter
クラスによるかもだけど、今のクラスではたぶんいない 笑。私だけかも?
Mom
だろうね。まぁ、プレゼン慣れしたってのは、国際バカロレアの授業だけじゃなくて、インターナショナルスクールに通ったおかげかな。
Daughter
それはそうだと思う!

 

<補足説明>
国際バカロレアの授業では、英語力が足りない事もあり、編入してからなかなか成績が上がりませんでした。2年目の後半で成績がグンと伸びました。プレゼンを1人でやる事に慣れていった時期だったので、それも成績に影響したのだと思います。

Vol.2では、娘のように英語が話せない状況からインターナショナルスクールへ編入する場合のアドバイスなどを聞いてみる予定です。

<関連記事>

インターナショナルスクールと公立小学校の違いって?子ども本人に聞いてみた

2021年9月14日

公立小学校からインターナショナルスクールに編入して2年・子ども本人に聞いてみた

2022年7月10日

*インターナショナルスクールや、国際教育について相談されたい方は、こんなサービスを提供しています。

国際教育Cafe

2021年3月16日

興味のある方はこちらからお問い合わせ下さい。

*コーチングや国内インターナショナルスクール、国際教育ってちょっと気になるかもっていう方には、メルマガに登録して頂けると、ブログでは書けないインターナショナルスクールの話、忙しいワーキングマザーが自分らしく過ごせるようになるCoaching Tipsや、海外で体験した面白い人や場所の話などをお送りします!

*ブログでは書けない情報満載の国際教育Bookを無料プレゼント中です。

国際教育Bookの内容はこんな感じ♪

インターナショナルスクール

国際教育Book

2021年5月29日

こちらからダウンロード出来ます! ↓ ↓ ↓

ABOUTこの記事をかいた人

フルタイム勤務のワーママを経て、フリーランスへ。サロン開催、サークルや、PTA、学童の役員等で、多くのワーママと関わってきている。海外との仕事をする機会が多く、添乗や出張、旅行等で30カ国以上を訪問。 ドイツ親子留学が延期となり、娘は公立小学4年生からインターナショナルスクールへ転校し、卒業。 国際教育相談のサービスも展開するライター。
120時間のTEFL(Teaching English as a Foreign Language)コースを修了。
♦GCS認定コーチ
♦Points of You® Explorer(国際資格)
♦『edu JUMP!』『留学プレス』等でライターとしても活動
♦ Certificate of 120 Hour Advanced TEFL Course