インターナショナルスクールに公立小学校から編入!英語力は必要?学費は?

インターナショナルスクールって、あまり情報もないし、敷居も高い・・と思いませんか?我が家は、普通の公立の小学校から、インターナショナルスクールへ転校しました。突然の転校でしたが、娘はすぐに慣れて、楽しく通い始めました。ワーママの中には、子どもに英語力をつけさせたい。インター気になる!という方もいらっしゃると思い、シェアしたいと思います。

ドイツへの親子留学の予定が急遽延期・・。インターナショナルスクールへ転校

我が家は、ドイツへ親子留学に出発するはずでしたが、新型コロナの状況により、もう少し様子を見てから渡独する事に。しかし、収束には時間がかかりそうなので、近くのインターナショナルスクールへ転校する事になりました。我が家としては、全く後悔していませんが、それでも色々と壁を感じる事はあったので、解説します。

インターナショナルスクールの壁①学費が高い。英語力と学費の関係

そもそも、親子留学より先に、国内のインターナショナルスクールを検討した事はあったのですが、まずは高額の学費に、心が折れました・・。我が家は一人っ子なので、ワーママは大変ですが、共働きでがんばれば何とかなるかもと思って調べましたが、やっぱり高い。年間の学費は200万~300万くらい。それならオーストラリアの学校に通った方が安いのです。それに、ヨーロッパは学費が無料か安いのは知っていたので、国内でインターに通うよりは、親子で留学した方が良いと思って、ドイツへ行く予定でした。

小学校低学年なら英語があまり出来なくても受け入れてくれる場合もありますが、英語のサポート費用が必要で、さらに学費が高くなってしまう学校が多いです。英語サポート費が必要ない学校は、英語力がないと入学出来ません。娘のように、ほとんど英語が出来ない4年生は厳しいです。娘が通う事になったドイツ系インターは、Webサイト上学費が見当たらず、「どうせ学費が高いか、英語が出来ないとダメでしょ。」と思い、問い合わせてもいなかったのですが、目立たないところに学費が載っていて、色々含めて年間150万くらい。英語サポート費もかかりません。珍しい学校だなと思いつつ問い合わせをして、見学に行ったら、その場で入学が決まりました。

通常は体験入学してから決まるようですが、我が家の状況は非常にユニークだという事で、「ドイツに行くまでに英語とドイツ語を学びながら勉強出来る。我が校はお子さんにとってベストな学校だ!」と、校長先生は誇らしげでした。私も同感でしたが、英語力は問われないのかなと心配していました。娘は「誕生日はいつ?」と聞かれてもあまり分からない状態でしたが、「そのうち分かるようになるから、大丈夫!」と言われました。

転校してから知ったのですが、コロナの影響で、急いで帰国した生徒が大勢いたようで、もしかすると、学校としては経営的に、生徒を増やしたかったのかもしれません。という事で、他のインターも今は入りやすくなっている可能性もあるかもしれませんね。

年間150万円の学費をどう考えるかですが、我が家の場合は、中学受験をする小学生が多い地域なので、3~4年生から塾に通い、私学に通う事を考えると、トータルで考えると費用はあまり変わりません。そして、娘は何時間も塾でひたすら受験に必要な知識を詰め込む必要はなく、他の体験に時間を使えますので、費用対効果や効率は高いと考えています。

インターナショナルスクールの壁②日本の学校の卒業資格が得られない&親は修学義務違反

そうなのです。通っているインターナショナルスクールが、文部科学省の認可を受けた、いわゆる「一条校」ではない場合、親は子どもの修学義務違反に問われるのです。何だかイヤ~な響きですよね。色々と考えて、敢えてインターナショナルスクールという選択をしたのに、区役所では、「言葉は悪いかもしれませんが、親御さんは、お子さんの修学義務違反にあたります。それでも転校されますね?」と確認され、「このままインターを卒業した場合、小学校の卒業資格が得られないので、お子さんが将来的に不利益を被る可能性もありますが、それでも良いですね?」と追い打ちをかけられました。さすがに、親として、娘に対して申し訳ない気持ちになってしまいます。

ちなみに、私と娘が住んでいる地域では、小学校の卒業資格がなくても、公立の中学校に編入する事は可能なのだそうです。例えば、娘がインターの6年生を卒業すると、同級生は中学1年生の6月。インター卒業後に、公立中学校へ転入する事は出来るのだそうです。「小学校の卒業資格がなくても、公立中学校へ転入出来るのですね?」と、3回くらい聞いてしまいました。

これもグレーゾーンで、小学校を卒業していないのだから、公立中学校へは転入出来ない、とする地域もあるそうですし、何故こんなに対応が違うのかというと、国の法律はもちろん一緒なのですが、管轄する教育委員会の解釈の違いにより、対応が変わるのだそうです。よく分からないですね。。

この話をすると、皆さん一様に「え、じゃぁキムタクも修学義務違反なの?」と言われるのですが、そうなんじゃないかと思いますよ。「インター=キムタク」ってイメージが強いみたいですね。

インターナショナルスクールの壁③英語での授業についていけないのではという不安

英語サポートが必要な学校は、<授業についていけない生徒がいてはよくない。>という意識が強いのだと思います。ある意味マジメ。娘の学校は、国際バカロレア(IB)認定校であり、英語、ドイツ語、日本語(国語)の3カ国語も学びます。授業は英語で受けます。

語学系の授業以外は、算数と体育、それ以外は全て「ユニット」という包括的な授業のみ。その中に社会、理科、音楽、芸術的な要素が含まれています。「社会」「理科」という科目はなく、教科書もありません。教科書がないと、進んでいるとか、遅れるという観念がありません。毎日翌日の時間割の準備をしなくて良いので、ラクです。そして、「ユニット」の授業については、今分からなくても、まぁそのうち分かるよ・・みたいに、良くも悪くも、ゆる~いです。

このやり方だと、ついていけなくて困るのは「算数」くらいです。しかし、算数は英語が分からなくても何となくは分かります。ユニットの授業は、国際バカロレア(IB)独特の授業で、知識詰め込み型の授業ではなく、生徒が自ら探求し、学んでいけるような授業になっています。国際バカロレア(IB)の授業については、こちらの本を読まれると、分かりやすいので、オススメです。私は語学力だけではなく、国際バカロレアの授業を受けて欲しかったのも、インターに転校した理由のひとつでもあります。
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先日、ジャカルタの国際バカロレア認定校と、オンラインでつないで、それぞれの学校や住んでいる国と都市について、発表しあったそうで、娘も一応少し発表に参加したそうです。今は全ての内容が分かっている訳ではないですが、あと数ヶ月して今より分かるようになれば、面白くなるのではないでしょうか?

インターナショナルスクールの壁④学校が遠い

我が家は電車と徒歩で30分くらいで近い方ですが、インターに入って驚いたのは、1時間以上かけて遠くから通っている小学生は意外といるという事です。幼稚園だとスクールバスで通っているようですが、小学生になると、1人で電車を乗り継ぎ他県から通学をしている子、あるいは1人では心配なので、親も一緒に電車で通っている子もいます。近い子は自転車やキックボード(笑)で通っています。娘は朝だけ私が車で送りますが、帰りは電車で友達と帰っています。

インターナショナルスクールの壁⑤親の英語力は必要?

学校によって、少なくとも誰か1人は家族に英語が出来る人がいないとダメとか、両親ともに英語が話せないといけないとか、色々あるようです。私自身は最低限英語を話せますが、娘の通っているインターは、親の英語力は問われません。先生や事務局スタッフは、英語のみや、日本語やドイツ語、その他の言葉が話せる先生と様々です。

同じクラスでLINEグループに参加していますが、やりとりは英語ですが、後述しますが、子ども同士でもLINE翻訳機能を使ってコミュニケーションをとっているので、それは何とかなります。しかし、PTAなど親も参加する場合に、全く英語が分からないとちょっと苦労するかなとは思います。でもまぁ、ポケトークを使うとか、色々工夫すれば、どうにかなるのではないかと思います。

インターナショナルスクールに公立小学校から編入し、通ってみた感想

ちなみに、娘は公立の小学校では4年生ですが、インターナショナルスクールでは、ギリギリ5年生にあたります。いわゆる早生まれです。しかし、4年生が人数が少なかった事と、担任の先生が英語と日本語が流暢という事もあり、また少し遅く生まれていればインターでも4年生だったので、4年生に編入しました。結果的に、算数は日本の公立小学校とほぼ同じ内容ですし、英語力がまだ全然足りないので、それで良かったです。

公立校では1クラス40人でしたが、今は10人以下なので、手厚く見てもらえます。予想以上に日本語が出来る先生と生徒が多いですし、パソコンを1人位1台使い、ITを駆使しています。宿題も、カーンアカデミーなど、様々なプラットフォームを使うので、家でもパソコンは必至。

ほとんどの子はスマホを持っており、LINEグループもあるそう。英語しか分からない子もいるので、LINEの翻訳機能を使い、日本人しかいないLINE会話の時は、一時的に翻訳機能を解除したり、状況に応じて使い分けています。娘は、3、4年生の合同のLINEグループに入っていますが、生まれた月によっては、公立小学校の2年生がインターの3年生という場合もあるので、2年生がLINEの翻訳機能を使って、英語と日本語でやりとりしているのだと思うと、たくましいですね。

もちろん、色々とメリットデメリットはありますが、それについてはこれからも、時々ブログで書いていこうと思っています。

他にも気になる事などがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

ABOUTこの記事をかいた人

Keiko Hagi (羽木 桂子)

フルタイム勤務のワーキングマザーを経て、現在はドイツ親子留学に向け、フリーランスで働きながら準備中。夫は単身赴任中で、小学生の娘と2人暮らし。ワーキングマザーのサロン開催、サークルや、PTA、学童の役員等で、多くのワーキングマザーと関わってきている。海外との仕事をする機会が多く、添乗や出張、旅行等で30カ国以上を訪問。独自の視点をコーチングに活かし、ワーキングマザーをサポート中。
♦GCS認定コーチ
♦Points of You® Explorer(国際資格)