私はよく「その行動力、すごいわ～。私には出来ない。」などと言われます。その度に違和感を感じます。だって、行動したからすごいって、よく分からない。何度も海外の展示会に行って通訳を経験しているのに、TOEICの点数が700点もない私にとっては、海外に行った事もないのに、TOEIC800点です。とかいう人の方が、よっぽどすごい。
行動力って、結局イメージで作られます。楽しく妄想していると、それが行動につながるので、そんなにすごい事ではないんです。どういう事？と思われた方には是非試してみて欲しいです。
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イメージ出来ない事は行動出来ない
先日、同じコーチングスクールで学ばれたある有名なコーチの講演会に行ってきました。そのコーチはスポーツ選手のメンタルコーチとして活躍されています。講演を聞いて、やっぱりそうだよなぁと思ったので、シェアさせて頂きます。
そのコーチは、高校野球の強豪校のメンタルコーチもされているので、野球の話が多かったのですが、強豪校とは言え、数年間負け続けるとかある訳です。いったん優勝から遠ざかると、自分のチームが優勝するイメージを持てない。そうすると、ますます勝つことから遠ざかってしまう。逆に、自分の先輩の代が優勝していたりすると、身近な事として、優勝するイメージをする事が出来る。そうすると、ああなりたいと、自然に行動が出来るという訳です。
なので、負け続けている場合などは、まず、優勝している自分達をイメージする事から始めるんだそうですよ。
5年後のあなたはどうなっていたいですか？
コーチングのセッションで、5年後のあなたはどうなっていますか？と質問すると、何となくでも、こうなっていたいかなぁとイメージ出来る人は、行動力のある人が多いです。逆に、「5年後のあなたはどうなっていたいですか？」と質問すると、「え？5年後？えー？うーん。。うーん。。。」と、ものすごく悩む方も結構多いです。2年後とか3年後は？と聞いても同じような感じ。普通に考えて、どちらが行動出来る人だと思いますか？
イメージするのでも、「こうなっていたらいいなぁ。」よりも、「私はこうなっている！」くらい出来ないと弱いです。けれども、イメージすら出来なければ、行動する事は出来ません。
私の場合
コーチングを学ぶ前から、例えば、「旅行会社で働きたいなぁ。」と考えだすと、旅行会社で働いている自分がバーっと映像で浮かんでくる方でした。そして、結果的に就職氷河期と言われる時期に、当時は英語も話せないのに旅行会社に就職する事が出来たり。
別に就職のような人生に関わる大きな事でなくても、「ヨーロッパ周遊したいなぁ」と考えて、行く事が決まる前にガイドブックを買って電車の中で読んでいたら、”ヨーロッパ周遊している自分”を妄想してしまい、何駅も過ぎてしまい、気がついて慌てて下りた時には全く知らない駅で、駅員さんにあきれられたり。1時間ほど逆戻りして無事帰る事が出来ました。その後、実際にヨーロッパを周遊出来ました。
高校生くらいの時も、寒い日に自転車で家に帰る途中、そういう楽しい妄想をしていて、家に帰ったらマフラーがなくなっていて、探しに行ったら道に落ちていたりとか。妄想していたので、マフラーが風で飛ばされていた事に気がつかなかったんですね。。私が時々そうやって、「ぼ～っ。」としてしまう事を知っている家族は、「またぁ？」という感じでしたが。
コーチングを学んでから、私が無意識にイメージしていた事は、行動するのに非常に重要な事であると知って、色んな事を実現出来ていたのは、このおかげだったんだなと理解しました。
まとめ
やりたい事を行動して実現している人と、色んな理由からなかなか行動出来ない人がいます。両者の違いは、自分はどうなっていたいかをイメージ出来ているかどうかです。
「そんなので行動出来るの～？」と思う方は、普段自分がどれくらい、自分の希望をイメージしているか、考えて見て下さい。そう言われてみると、あまりイメージ出来てないなぁと思ったら、是非やってみて下さい。
もし、イメージ出来てないけれど、イメージしろと言われても、なかなか出来ないんですけど。という場合は、コーチングを利用してみて下さいね。
