子供の小学校入学を機に退職や転職を考えるワーママは多いです。今の働き方に限界を感じていたり、もっと自分らしい働き方や生き方を探したい。子供が学校から帰る時には家で「おかえり~。」と言ってあげたいから、在宅で働いていきたいとか、色々な事で悩みます。
私もこちらの記事で書いているように、娘の小学校入学を機に、会社を辞め、在宅で働こうとした事があります。
つい最近もワーママ友達が話していたのですが、子供の小学校入学を機に、学校の先生を辞める人がいるそうで。
「え~、学校の先生を辞めちゃうなんて、・・・なんかもったいないね。」
「やっぱり、大変みたいだよ。まぁそうだよね。自分が学校の先生だと、子供の授業参観とか懇談とかほとんど行けないしねー。」
確かに・・。学校の先生が平日に休むなんてなかなかあり得ないシチュエーション・・。
それにしても、なぜこんなにも多くのワーママが同じような事で悩んでいるのでしょうか?
今の仕事を続けていくのか、転職、あるいは退職?・・とモヤモヤしてきたら、まずは、モヤモヤしているという事は、現状に満足していないと理解する事。そして、どうしたらいいのか、その対処法としては、自分に向き合う、要するに、自分にひたすら問うてみる、という事で解決への道筋が見えてきます。
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ワーキングマザーはなぜ子供の小学校入学を転職や退職を考えるの?
子供が小さい頃は日々の生活をまわすだけでいっぱいいっぱい。
ようやく保育園を卒園して、小学校に入学すると、今度は小1の壁に突き当たります。
忙しすぎて自分の気持ちになんて構っている余裕がないのです。ママとして、もっと子供の気持ちに寄り添ってあげたい、とか、
自分の事より、周りの事を優先しているうちに、自分の気持ちに蓋をして過ごしてきて、自分らしさを見失ってしまっていたり。
でも、一方で自分のキャリアもちょっと折り返し地点が見えてきて、、え~私定年までこのまま勤め上げるの?絶対それはないだろうって思ってたのに?
などと思い始めたりして、色んなワーママのブログを見てみたり・・。
では、私の場合はどうしたらいいの?と、年齢的にも、タイミング的にも彷徨い始める時期なのではないでしょうか?
アクティブなワーママがやらずに後悔していた事とは?
ちょっと前の話ですが、こんな事がありました。
私は20代半ばまで旅行会社で働いていたのですが、その時の仲間で、ずっと仲良くしている後輩2名がいるのですが、彼女達とは飲みに行ったり、一緒に韓国旅行に行ったり、私が関西に引っ越してからも、東京に遊びに行く時は会ったりしています。
旅行会社で働いている人って結構アクティブな人が多いのですよね。(変わってる人も多いですけど・・。)
二人とも今は別の会社で働いていますが、貿易業界に転身した私と違い、今も旅行関係の仕事をしています。
ある時どうしてるかなと思ってLINEしたら「今視察でギアナ高地に来てて~。」と返事。
「あれ?今の会社、ギアナ扱ってるんだ?」
「えーいいなぁ。私行ってみたかったんだけど、行く前に会社辞めちゃったからなぁ~。」
などと話していて、数日後、今度は
「リマに寄ったらめっちゃ発展してた・・。」とLINEがきました。みんなリマは行っているので、、
「えー、リマが発展する事なんてないと思ってた。。」
「都会になってます。おしゃれスポット的なとことか結構出来てた・・。」
「そうなんだ~!」と盛り上がったり。
南米は遠いんですよねぇ。ブラジルのリオデジャネイロなんて、28時間くらいかかります。帰りは時差の関係で2日過ぎるのです。
例えば、4月1日にリオを出発すると、日本に着くのは4月3日になるのです。先輩はちょうど中日が誕生日にあたったそうで、
「俺なんかリオから帰る機内で誕生日過ぎちゃったよ~。」なんて言っていましたっけ・・。
そんなメンバーなのですが、今ではみんな子供がいてワーママしています。久しぶりに3人で集まって会った時の事。
後輩の1人が「いやー、でも今までの人生で1番後悔してるのは20代で海外に行かなかった事かな~。」と、突然つぶやいたのです。
するともう一人も「私も~。ホント行っておけば良かった。そしたら今頃英語で苦労してないし。」
それを聞いて、私は驚いてしまいました。確かに私がワーホリでカナダに行くので会社辞めた時「い~な~。」とは言っていましたが、半分冗談だと思っていたのです。
「一時は本気で行こうと思ったけど、まぁ何となくタイミングを逃して・・。」
「会社辞めた時に行こうかなと思ったけど、転職が決まったし、なんだかんだで行きそびれちゃって・・。」
3人の中で、私だけが行動力がズバ抜けてたとかではないんですよね。
他の2人もこうしたいって思ったら実行する方。みんながワーキングマザーとなった今でも、すごいな~と思う事が多々あって、
(小さい子供を預けて、ギアナ高地に出張行っちゃうとかね。)私もがんばらなくては、と刺激を受けているのですから。
そういえば、、私が好きな本のひとつ「君について行こう」の中で、
心臓外科医だった、後に妻となった向井千秋さんが「わー。おもしろそう!」と宇宙飛行士に募集したのを聞いて、向井万起男さんは、
もともと彼女より、宇宙に並々ならぬ興味を抱いていたのは自分の方だったのに、
条件とか、もし宇宙飛行士になれなかったらどうしよう?とか色々考えてしまい、結局、応募しなかった。という場面が出てきます。
きっと向井千秋さんは、もし宇宙飛行士になってなかったら、絶対後悔してたんじゃないかな?
周りの環境に振り回されずに、自分の気持ちに忠実に行動するのが良いという事でしょうか。。
ずっと後になって、あの時こうしとけば良かった~と思っても、どうしようもありませんよね。
それに、そういうのってやっぱり何だか寂しいなぁ。
私も今色々と考えている事があるのですが、あとで後悔しないように、実行しなきゃ!と改めて思いました。
そもそもどうなりたいのか、何がしたいのかわからないと悩むワーママへの対処法
でもその前に、まず、何をしたいかわからない・・。という人も結構多いです。でも、このままでは何だか腑に落ちない。
何となくこうなりたいと思っている。
そんな悩みを解決する方法、理想を実現するにはどうすればいいのでしょうか?
それは・・自分に問いかける事です。
例えば、
今日のご飯何がいい~?と聞いて「何でもいい。」「じゃぁ親子丼でいいいかな?」「えー親子丼~・・。」っていう事ありませんか?
「何でもいいって言ったじゃん!」ってツッコミたくなりますよね。でもそういう人はものすごく多いのです。
娘はよく、「ママ~今日服何着よう?」「自分の着たいもの着たら?」「別に何でもいいもん。」と言うので適当に出すと、
「え~。私スカートがいい。」と言って、自分で探して出してきたりとか。
「じゃぁママに聞かないで最初からスカートにすればいいじゃん!」と、言いますけどね。
何がいい? じゃあAは?「う~ん・・。」じゃぁBは?「なんか違うかなぁ?」じゃぁCは?と問うていくと、「あ、Cがいいかも!」となったりする。
そうやってしつこく自分自身に聞いていくと、なんとなーく、輪郭が見えてくるのです。
もし、あ~若い頃、こうしておけば良かったという話に思い当たるとか、
ついつい周囲の事を優先してしまって、自分の気持ちを後回しにしてしまっているワーママさん、今からでも遅くありません。子どもの小学校入学は、保育園から小学校へと、親子とも環境が大きく変わるので、色々と考えるタイミングなのです。
「自分はどうなりたいのかな?」「こんな感じは?」「あんな感じだとどうかな?」と、自分に問いかけ続けてみましょう。
そこから何かキッカケがつかめてきますよ。