ワーキングマザーがマミートラックで悩む本当の理由と対策

ワーキングマザーの為のサロン開催やサークル、保育園に学童の役員等に関わってきたので、たくさんのママと話をしてきて、マミートラックについても度々話題になりました。

色んなワーママの話を聞いて感じたのは、マミートラックで悩む本当の理由って、ママ自身がどう働きたいかよくわかっていない or  わかっていても会社に説明しきれていない。また上司の方も、本人の希望等をよく聞かずに敢えて配慮したりと、深刻な両者のコミュニケーション不足の結果も多いです。

一般論ではなくて、私が色んなワーママの例を見聞きして感じた事を書いてみましたので、まずはこれらの中から自分に近いパターンを選んで見て下さい。次に、コーチングでよく使われる「視点の移動」という手法なのですが、相手(会社や上司、同僚等)は、どのように考えてあなたにそのような事を言ってくるのか、相手の立場だったら、今のあなたに「何をどう言うか?」考えて見て下さい。自分の事ばかりを主張するのではなくて、建設的な話が出来て、状況が改善します。

ちなみに、モヤモヤ度数についてはあくまで私の個人的な感覚です(笑)。モヤモヤしているのは、自分の望んでいる状態と違っているから、モヤモヤするのです。

ただし、どういう状況にせよ、マミートラックは一度はまったらそこから抜け出せない片道切符なのか、状況に応じて戻ってこれる往復切符なのかは、先に確認しておきましょう。

あとは、こちらの記事でも書いていますが、育休明けは、子供だけでなく、ママも体調を崩しがち。いきなり前と同じように働けない場合も多いので、それも考慮しておきましょう。

マミートラックに乗らされる場合・モヤモヤ度80%

自分は希望していないけれど、例えば営業職からサポート職にまわされるなど、マミートラックに乗らされる場合、モヤモヤしながら働いているワーママが多いです。

時間的制約のあるワーママが営業職だと大変だろうという配慮なのか、それとも、戦力外通告なのか?納得出来ない場合は、上司と話してみるか、聞きにくければ仲の良い同僚などに探りを入れてみる等して、確認した方がベター。両者のコミュニケーション不足の場合も多いからです。

重要なのは、「相手はどう考えてこの仕事を命じているのか?」「もし自分が相手の立場なら、私のような社員にどう言うか?」相手の視点になって考えてから、話をしてみる事です。

意外と多いのは、嫌だと思っていたけれど、やってみたら、全く違う立場の仕事を経験してみて視野が広がったなど、前向きな意見も聞きます。復帰直後の大変な時期にはマミートラックに乗って、また以前の仕事に戻してもらうというのもアリです。

マミートラックにとりあえず乗るけど、仕事のやりがいが欲しい・モヤモヤ度70%

時短勤務を取らざるを得ず、結果的にマミートラックに乗っているけど、仕事のやりがいも欲しい場合、モヤモヤしますよねぇ。社会全体が残業して当たり前となっているので、時短勤務や、残業出来ないワーママには不利なんです。

「生産性を上げれば、残業しなくても業務は回せる。」という議論を最近よく聞きます。残業を減らす方向に向かっているのは確実です。でも、そうなるまで待てないのよ。今どうにかしたいのよ。というワーママは、優先順位を決めるしかありません。何を優先するのか、何を優先しないのか、ハッキリ決める事です。そして、その為にどうするか?を考えるのです。

ちなみに、コーチングを利用すると、その辺のモヤモヤはかなりスッキリしますよ!

マミートラックに敢えて乗り、仕事にはそこまで情熱なし・モヤモヤ度40%

マミートラックに敢えて乗るワーママは、私の周囲では多いです。時短勤務にせざるを得ないので、そのままマミートラックに乗る訳ですね。いつまで時短に出来るのかは組織によって、色々違うようですが、取れる限りは取ろうという話をよく聞きます。

子供が小学校を卒業するまで時短で働けるので、取るつもりという友人もいます。2人子供がいるので、相当長い期間、時短勤務で働けます。大企業や公務員など、制度が整っている組織にお勤めのママに多いです。

マミートラックに乗らない場合・モヤモヤ度35%

出産前と同じようにバリバリと働きたいワーキングマザーですが、私の周囲には学校の先生が多いですね。民間の会社勤務のママもちらほらいます。

共通するのは、やはり、仕事に対する情熱が高い人が多いです。あとは、時短勤務で給料が減るのは嫌だという場合も。要するに、自分の気持ちがはっきりしています。実際、保育園のお迎えに間に合わないので、会社を早く出ないといけないけれど、その分早く会社に来るという交渉をして、時差勤務の特例を自ら作ったママ友もいます。ただ、マミートラックに乗らない場合、仕事と家事育児の両立が難しいので、そこは外注サービスを利用するなど、工夫は必要です。

私の場合

私自身は、中小企業勤務で、初めて産休育休を取得した社員でした。仕事は今までのようにやりたかったので、マミートラックには乗りませんでした。しかし、1年後に、残業を全くなくす代わりに、正社員ではなく、契約社員になってはどうか?と言われたのです。”マミートラック枠”みたいなのを作ろうと考えたようですが、おかしな話ですよね。

その時、急に予期していなかった夫の転勤話が出たので、これはもう神様が、この会社で頑張るのはやめておけと言っていると感じて(笑)、退職して引っ越しました。結果的に、引っ越してすぐに、家から近い残業のない会社で、正社員としてフルタイム勤務になりました。ちなみに、前の会社も今では多くの社員が次々と産休育休を取得し、復帰後は状況に応じて時短勤務等しているそうです。残業出来ない社員は契約社員へ・・、なんていう話は立ち消えになったようです(苦笑)

まとめ

マミートラックに乗らされる場合、マミートラックにとりあえず乗るけど、仕事もやりがいが欲しい場合、諦められない場合、マミートラックに敢えて乗り、仕事にそこまで情熱がない場合、マミートラックに乗らない場合を、私の周りのワーーキングマザーの例をもとに分析してみました。

モヤモヤ度数は、色んなワーママの話を見聞きしてきた私の個人的な感覚ですが、自分の望んでいる状態になっていないからモヤモヤしているのです。自分の望んでいる状態になってはいないけれど、自分がどうしたいのかも分からないという場合も多いです。

まずは、自分に近いパターンを選んでみて下さい。次に、もし自分が、自分の上司だったら、「どう考えて自分にこの仕事を命じているのか?」「もし自分が上司の立場なら、私のような社員にどう言うか?」相手の視点になって考えてみて下さい。それから上司と話してみると、自分の事ばかりを主張するのではなくて、建設的な話が出来て、状況が改善しますよ。

ABOUTこの記事をかいた人

Keiko Hagi (羽木 桂子)

フルタイム勤務のワーキングマザーを経て、現在はドイツ親子留学に向け、フリーランスで働きながら準備中。夫は単身赴任中で、小学生の娘と2人暮らし。ワーキングマザーのサロン開催、サークルや、PTA、学童の役員等で、多くのワーキングマザーと関わってきている。海外との仕事をする機会が多く、添乗や出張、旅行等で30カ国以上を訪問。独自の視点をコーチングに活かし、ワーキングマザーをサポート中。*GCS認定コーチ。