インターナショナルスクールで効率的に英語が身に付く理由:私の英語学習ストーリーより

私は旅行会社では添乗に行ったり、輸入会社の時には、海外メーカー訪問や、国際展示会の通訳としてアテンドしたりと、最低限英語でコミュニケーションを取る事は出来るレベルと言えるでしょう。しかし、そこに到達する方法が分からず、かなり遠回りしましたし、費用もかかりました。

色んな英会話スクール等に通い、カナダとアメリカで長期滞在し、帰国後も様々な方法で英語を学んできた経験から、「この方法が最も効率的かつ合理的に英語をバランス良く身に付けられる!」と確信するようになりました。

娘は最短コースで英語を身に付けられるといいなと思い、ドイツ親子留学へ行く予定でしたが、これも「なんでドイツ?」と言われ続けました。今は留学が延期になった為に、娘は国内のインターへ通っています。

娘が公立の小学校4年生という遅いタイミングから国内インターへ転校しても、「絶対に英語は出来るようになる!」と思えているのは、間違いなく自身の経験があるからです。結論としては、英語は勉強して学ぶものではなく、何かを学ぶ時に英語で教わる方が自然に、早く身に付き、費用もかかりません。

分かりやすく言えば、算数等の教科や、料理や、Webデザイン等を日本語ではなく、英語で学ぶのです。ただ、これを説明しても「英語が分からないから無理じゃない?」と、なかなか理解してもらえないのも事実です。年代問わず英語で苦労している日本人が多いので、何かの参考になるかと思い、私の英語学習ストーリーを書いてみようと思います。

英語嫌いになってしまった学生時代

中学生の頃は、英語は好きで成績も良かったですが、高校に進学後、高校の授業でも中学とあまり変わらず「聞く・話す」授業はほとんどなく、「読む・書く」が中心。文法や長文読解の授業が延々と続き、退屈で本当に嫌になってしまいました。大学受験の時には、本当は「国際学科」系に興味があったけれど、英語が嫌すぎて「日本語日本文学科」を選んだくらいです。海外の人に日本語を教えられたらいいなと思い、日本語教員養成講座を修了して卒業しました。

旅行会社に入ってから英会話に通い始める

大学在学中に初めてシンガポールとマレーシアに行って時にものすごく楽しくて、バックパッカーでアジアやヨーロッパを巡りました。そして、当時はとても人気があって、無理だと言われていた旅行会社で働く事になったのです。日本語学科から旅行会社に就職する学生はあまりいないので、教授もビックリしていました。

旅行の仕事は手配等するのに英語を使う事もありますし、添乗に行く時はやはり英語は必要です。そこで週に1回英会話に通い始めました。当時はオンライン英会話というものがなく、英会話に通うくらいしか方法がありませんでした。けれども、所詮は週1回60分しか英語に触れていない訳で、今考えると上達する訳がないのですが、「あきらめず通えば出来るようになる」というカウンセラーさんの言葉や、自分の日本人ぽい発音をどうにかしたいと思って、本やビデオを見ても、年間15万ほどかかる費用の割には、上達しませんでした。

カナダで英語を学ぶ

その後、カナダに長期滞在しました。さすがに、英語圏に1年いたら余裕で英語ペラペラになるだろうと思っていたのですが、語学学校に1ヶ月通ってみて、これはダメだとすぐに気がつきました。多くの日本人は「読む・書く」は得意で、「聞く・話す」が出来ないですよね。でも、普通の語学学校では全てを万遍なくやります。そしてスピーキングのクラスでは、先生1人に生徒8人くらいだと、結局話せない生徒同士でペアを組んだりで、これでは意味がないなと感じたのです。

カナダでは、「チューター」と呼ばれる個人レッスンの先生はすぐに見つかる環境で、1時間1200円くらいです。語学学校は2ヶ月で辞めて、会話の学校やチューターと個人レッスンをするようになりました。また、このあたりから、勉強するよりもカナダ人と普通に会話する方が良いと思い、カナダ人とルームシェアしたり、日本人がほとんどいない観光地のカフェで働きました。

最初は同僚のカナダ人の英語が聞き取れない事もよくあり、苦労しました。カフェにくるお客さんも英語を話す人がほとんどなので、「赤ちゃん用の椅子ってどこにあるの?」とか、英語で色々と聞かれて対応していくうちに、カナダ人から「英語上達したね!」と言われるようになったのです。

ニューヨークで英語を学ぶ

カナダのカフェでの仕事は夏の間だけで、ワーホリビザが切れるのもあり、知り合いのカナダ人の紹介で、ニューヨークでベビーシッターや家事手伝い等をする代わりに、無料で滞在させてもらう事になりました。ビザ無しで滞在出来るのは3ヶ月だけでしたが、普通のアメリカ人家庭で、ずっと英語で会話する環境だったので、カナダのカフェで働いていた数ヶ月+ニューヨークでの3ヶ月で、私はかなり英語でコミュニケーションが取れるようになりました。

カフェ勤務の時も、ニューヨークでも語学学校には行かず、費用もかかりませんでしたが、この時期が1番英語力が伸びました。やっぱり英語って、最低限の文法は分かっていた方が良いですが、それ以後は、勉強してもダメなんだよなぁ。英語で話しながら何か別の事をやっていた方が、全然ラクだし、話せるようになるのだと確信したのです。

帰国後、様々な英語学習法を試して分かってきた事

日本に帰国後、今度はようやく身に付けた英語力をどうキープし、伸ばしていくかが課題でした。けれども、輸入会社に転職したので、海外メーカーとのやり取りは基本英語でしたし、海外の展示会での通訳に行く事もあったので、仕事しながら英語を使う環境でした。

並行して、ちょっと変わった英語のスクールに通ったり、英語の料理教室に参加してみたり、英会話喫茶に通ったり、色々試しました。その頃からオンライン英会話が増えてきたので、利用してみました。便利だし、費用も安めなので、それからはオンライン英会話一択です。ちなみに、個人的には非英語圏の先生より、英語圏の先生との英会話をオススメします。非英語圏の先生でもあまりなまっていないキレイな英語を話す先生がいたら、その先生が良いでしょうね。

親子留学予定から国内のインターナショナルスクール編入へ

こういう回り道を経て、日本の学校の英語教育はどう考えても、英語力は身に付かないと実感したのと、英語は勉強するより、英語漬けの環境に身を置けば、誰でも出来るようになると分かったので、子供には、最短ルートで英語力をつけてあげようと思い、親子留学しようと考えました。

中学受験の盛んな地域に住んでいるので、周りには高額の塾代を払い、公立・私立の中高一貫校合格を目指して、必死に勉強する小学生が大勢います。中学受験費用と私学の学費と、海外に留学する費用を計算してみましたが、大差ありません。日本の学校に通っても英語力が身に付かないのは分かりきっていましたし、一方通行の古い教育にも疑問を抱いていたので、我が家は中学受験ではなく、親子留学しようと思いました。

さらに調べていくと、ドイツは学費がかからない為、ドイツ親子留学に行く予定でした。ドイツでも英語の授業はあります。あるいは最初はドイツのインターナショナルスクールへ通い、その後公立校へ通えば良いと考えました。英語とドイツ語のトリリンガルになれるからです。

コロナの影響で留学を延期し、娘はしばらく公立校へ通っていましたが、ドイツへ行くまでの間に英語を身に付ければと思い、4年生から国内のインターナショナルスクールへ転校しました。

英語の出来ない小学生が英語で授業を受けても理解出来るの?

ここが誰しも不思議に思う点かと思いますが、最初は普通に分かりません。しばらく親子ともに不安になると思いますが、分からなくても授業を受け続けていく事で、少しずつ、どんな子供も理解出来るようになっていきます。英語サポートのある学校では、多少英語が出来るようになるまでは別クラスで授業を受けて、少しずつ通常クラスに参加していく事になるかと思います。娘のインターでは、特にそういうサポートはないのですが、小規模の学校なので、語学の授業は生徒のレベルに合わせてくれます。

しかし、「ユニット」と呼ばれる理科や社会、アートなどを融合したような授業では、初日から普通に授業に参加しました。もちろん最初は全然授業の内容が分かりません。先生は英語ネイティブですが、日本語も多少出来るので、先生やクラスメートの日本人が合間にささっと訳してくれたりはしました。最初の数ヶ月はしょうがないので、家でも分からない単語の意味を調べたり、文法を説明してあげたり、サポートは必要です。授業中のプレゼンなどは、1人では出来ないので、クラスメートに助けてもらったり、苦労します。

けれども、語学の臨界期前の子供は、あっという間にぐんぐんと英語が身に付いていくのです。普通の小学生が学校に行きながら、別に英語を勉強するとなると大変ですが、算数や体育やその他の授業を英語で受けていると、そこまで苦労する事なく英語が出来るようになるのです。これがインターナショナルスクールに通う事の大きなメリットです。最も効率的に自然と英語が身に付くのです。

3ヶ月でTOEFL Primary Step1を受験したらほぼ満点でした。英検5級の過去問をやってみたらこれもほぼ満点。半年もたつと、かなり英語力は伸びてきました。8ヶ月たった現在、「話す」のはまだ難しい事もありますが、他の「読む・書く・聞く」はかなり上達しています。娘とよく海外ドラマを日本語字幕付きで見る事がありますが、「今言ってた事と字幕が違ってたよね。」と、言うようになりました。はい、これは結構あるんですよね。字幕は文字数制限があるからだと思いますが、だいぶショートカットしている事もよくあります。でも、それに小学生で気がつくって、すごいなぁと思います。

まとめ

日本人は『英語は勉強するもの』と思う人が多いです。ですが実際は、英語を『勉強』にしてしまうと身に付かないのです。算数でも、料理でもダンスでも、何かを学ぶ時に英語で学ぶと、はるかにラクに、着実に、自然に英語が身に付くのです。「まずは英語が分からないと、英語で何かを学んでも理解出来ないよね?」ではなく、「英語が分からなくても、とりあえず英語で何かを学ぶ」のです。

インターナショナルスクールは留学せずに英語を身に付けるにはオススメです。もしそれが難しければ、今は例えば「英語の学童」とか色々ありますよね。語学を身に付けるには少なくとも2,000時間はその語学に触れる必要があると言われています。どうやって、2,000時間を確保するか、考えて行動してみて下さいね。

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2021年3月16日

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ABOUTこの記事をかいた人

Keiko Hagi (羽木 桂子)

フルタイム勤務のワーキングマザーを経て、現在はドイツ親子留学に向け、フリーランスで働きながら準備中。夫は単身赴任中で、小学生の娘と2人暮らし。ワーキングマザーのサロン開催、サークルや、PTA、学童の役員等で、多くのワーキングマザーと関わってきている。海外との仕事をする機会が多く、添乗や出張、旅行等で30カ国以上を訪問。独自の視点をコーチングに活かし、ワーキングマザーをサポート中。
♦GCS認定コーチ
♦Points of You® Explorer(国際資格)