小1の壁で悩むワーキングマザーへ。学童の申し込みの時期に増える転職や退職。そんな時こそ、自分の気持ちを考えてみて欲しい。

来年から子供が小学生になる共働き家庭では、嬉しい気持ちと同時に、保育園という強い味方がなくなり、学童選びに悩んでいるワーママも多いのはないでしょうか?地域によって多少は違うとは思いますが、今はちょうど学童の申し込みの時期。

私は今年保護者運営の学童で役員をやっているので、ちょうど入所説明会を終えたところです。募集人数に対して希望者が多いので、残念ながら例年通りクジ引きという事になりそうです。小学生が放課後を過ごす学童に入所するのにクジ引き・・。この状態が少しでも改善するよう祈っているのは私だけではないでしょう。

そして、学童の申し込みの時期にこそ、考えてみて欲しいなと思っている事があります。

小1の壁を前にして、仕事を続けるかどうか、悩むワーキングマザーを見かけます。学童選びに悩んだりして、この時期に退職や、転職を考えるワーママは結構多いようです。

小1の壁で転職や退職を考えるワーキングマザー達

保育園を卒園し、小学生になると、生活が大きく変わります。1年生でも3時過ぎには帰ってくるし、家庭訪問や懇談会、PTAの行事、授業参観など、平日の行事があります。宿題もあるし、働き続けられるのだろうかと思いますよね。。

子供が小さくて手のかかる保育園時代をどうにかこうにかやりこなしてきたのに、このタイミングで仕方なく転職や退職を選ぶワーキングマザーもいます。でも。。仕方なく転職や退職って、、後から後悔しないでしょうか。。

もし、ワーママを対象としたサイトなどに載るとしたら、

「小一の壁で仕方なく残業のない会社に転職したワーママAさん」

「小一の壁で仕方なく退職したワーママAさん」よりも、

「小一の壁をきっかけに今後の自分を見つめ直し、新しいライフスタイルを追求して転職したワーママA さん」

の方がいいなぁって思いませんか?

この違いって何から生まれるのでしょうか?

そんなに難しい事ではなくて、この先自分はどうなっていたいのかな?という自分の思いに真剣に向き合ったか否か、だと思います。

仕方なく、、になってしまうのは、順番が違ってしまっているからではないかと思います。

納得して転職や退職する為にワーキングマザーが考えるべきこと

子供が家に帰った時に「おかえり~。」と言って迎えてあげたいから、実は自分はそうしたくない気持ちはあったけれど、退職や転職を選んだ、

というのと、自分は働き続けたいという気持ちに向き合いつつも、子供の気持ちも大切にしたい。両方を叶える為に転職した。

前者は、ママ本人が主体となっておらず、後者はママ自身が主体となって行動しているのです。

何となく、、ワーママに限らずですが、ママって自分の気持ちを優先してはいけないんじゃないかっていう思いがありませんか?

自分より子供の気持ちを優先しなくてはっていう。。

個人的な経験ですが、私の母は本当に母親の鏡というか、いつもいつも子供や夫の事を優先して自分の事はあとまわしにしていました。

でも、もともと結構活発な性格なので、これしたい、あれしたいって気持ちは人一倍持ってるんです。

母は自然と周りを優先するクセがついていて、自分では全く意識していなかったと思いますが、

私は子供の頃から何となく、「お母さん、本当はこうしたいんだろうな~。」って気がついていました。

で、どう思っていたかというと、「お母さんが我慢してくれたおかげで、自分が好きな事出来て良かった。」ではなく、子供ながらに、何となくですが、申し訳ないな・・。と思っていたのです。

もっと小さい頃は、お母さんってそういもんなんだろな、くらいの認識だったと思うんですが、少しずつ成長するにつれ、母が自分の気持ちよりも

家族の気持ちを優先している事がわかってきました。もちろん母はイヤイヤやっているのではなく、それが自分の幸せだ、と思って自然にそうしているのです。それでも時には母がどう考えているのか感じる事がありました。

そして、自分も母親になったら、あんな風に、自分の気持ちには蓋をして、子供や夫の事を優先しなくてはいけないのか。。お母さんて大変だな。と、思うようになったのです。

しかし、私はだんだんと・・、それは違うんじゃないか?と思うようになりました。

例えば一緒に外でランチしようかという時に、母に何食べたい?って聞いても、「何でもいいよ。あなたの食べたいものでいい。」って言う。

ある日、私は母に「お母さんももっと自分の気持ちを出したらいいよ。食べたいものがあれば言えばいいし、やりたい事があればやればいい。」

と言ってみたのです。そうすると、母がハッ、て顔をしたのがわかりました。

その時はブツブツと言い訳じみた事を言っていたように思いますが、それ以来、最初は恥ずかしそうでしたが、

「お母さん、久しぶりにパスタが食べたいわ。」など、小さい事からですが、自分の気持ちを言うようになったのです。

子供である私が、母も子供に遠慮せず、自分の希望を言ったらいいんだよ。と伝える事でようやく、子供に対して自分の気持ちを大切にして、それを伝えるという事を自分に対して許したのでしょう。

今では、以前は自分の気持ちを後回しにしていた事など忘れたかのように、自分の気持ちを言うようになっています。

私自身もいまだに毎日葛藤しています。

またランチの話ですみませんが、家族でランチしようか、となると、娘はだいたい「モスバーガーがいい。」とか大人としては、え~っていうお店を好みます。
何回かはつきあいますが、私も毎回は嫌です。

そんなん譲ってあげたらいいじゃないと思うかもしれませんが、

それが癖になって毎回毎回譲っていてはキリがないし、子供だってかつて私が思ったように、ママだってたまには食べたいもの言えばいいじゃん、と思っているかもしれません。

そんな訳で、「ママはうどんとかあっさりしたものがいい~!ママだってたまには食べたいもの食べていいでしょ!」と言います。
そうすると娘も、「まぁね~。じゃあ今日はうどんでいいけど、次はモスだからね!」と言ってくれますし、それが健全な関係ではないでしょうか?

ま、我が家の場合、夫は何でもいいよ。と本当に思ってるので、だいたい私と娘で決めますけど。。

今まで子供や夫など家族の気持ちを優先してきたママは、自分の気持ちなんて本当に優先していいの?と考えがちです。
あるいは、逆に、親が子供に対して、こうあって欲しいなという気持ちが強い家庭だと、子供が自分のこうしたいっていう気持ちより、親の望んでいる事をやろうとしてしまう場合もありますね。

その結果、自分が一体何を望んでいるのかわからないとか、自分の気持ちを優先してはいけないんじゃないかと考えてしまったり。

ですが、人間結局、無理は続かないものです。

まとめ

もしこの時期、小1の壁に悩んでいて、転職やあるいは退職を考えているワーママがいたら、
まずは自分の気持ちに向き合って、自分はどういう形で仕事をしていきたいのか、今後どんな生活を送りたいのか、ひとつずつ考えていくと良いですよ。

この時期の転職や退職は、自分にとっても、子供や家族にとっても、今後に大きな影響を与えるはずです。母が何十年も自分の気持ちを押さえこんでいたのを、少しずつ笑顔で解放していったように、自分の気持ちを大切にしましょう。

特に子供のママ、妻という立場だけでなく、職場の中では職業人としての立場もあるワーママは、よけいにその辺がこんがらがってしまいがちです。

「サスティナブル」という言葉を聞く事があるかもしれませんが、これは「持続可能な」という意味ですよね。

サスティナブルでいる為にはどこかに無理があってはいけないのです。ママが無理していてはいけないのです。
それに、私が思っていたように、お母さんて自分がしたい事しちゃいけないの?大変だなぁって子供が思うのも、良くないと思っています。
我が家も娘なので、そこは気をつけなくちゃいけないなぁと思っています。

そこから見つめ直していくと、色んな事が好転していくのではないでしょうか?

自分1人で気がつかない場合は多いのです。母が私に言われて初めて、「私、無理していたのね。」と初めて気がついたように。でも一度気がつくと、そこからは加速して好転していく訳です。

自分にはそういう傾向があるのかどうか、一度考えてみましょう。
もしそうなら、そして、それを改善したいと感じるのであれば、第3者のサポートを受けると早く、正確に望む場所に辿りつけるでしょう。

それによって今後の長い人生を納得して生きていけるのなら、1歩踏み出してみてはいかがでしょうか?

 

ABOUTこの記事をかいた人

Keiko Hagi (羽木 桂子)

フルタイム勤務のワーキングマザーを経て、現在はドイツ親子留学に向け、フリーランスで働きながら準備中。夫は単身赴任中で、小学生の娘と2人暮らし。ワーキングマザーのサロン開催、サークルや、PTA、学童の役員等で、多くのワーキングマザーと関わってきている。海外との仕事をする機会が多く、添乗や出張、旅行等で30カ国以上を訪問。独自の視点をコーチングに活かし、ワーキングマザーをサポート中。*GCS認定コーチ。