子どもの進路に悩むワーママへ。受験に役立つインターナショナルスクール活用法

我が家は、ドイツへ親子留学するはずが、新型コロナの影響で延期になったので、娘は公立の小学校4年生からインターナショナルスクールへ転校して、今後を検討中です。

インターに転校してから、「やはりそういう方法もありか。」と思った事がありました。私自身は受験に賛成とは言い難いですが、一方で、今後中学・高校・大学受験に向けて、子どもの英語教育の事で色々と悩むワーママの話を聞いたり、相談される中で、ひとつの方法として知っておいた方が選択肢が広がるかなと思い、インターナショナルスクールの活用法を、お伝えしておきたいと思います。

その方法とは、幼稚園や1年生くらいからインターで英語漬けの日々を過ごし、ある程度英語力が身につく3、4年生まで在籍し、4、5年生から日本の小学校に転校するという方法です。そうすると、インターを卒業すると得られない(場合が多い)日本の小学校の卒業資格も得られますし、中学受験する子も何とか間に合いますし、何といっても、その後の高校・大学受験でそれほど勉強しなくても高得点を取れるので、有利になります。

インターナショナルスクールの情報が少ない理由

ちなみにですが、周りにどれくらいインターに通っているお子さんがいらっしゃるでしょうか?これには地域差もあると思います。最近では地方にも少しずつインターが増えてきてはいますが、まだまだ都会の方がインターが多いというのも事実。

我が家の場合は、関西のそこそこ都会に住んでおり、それなりにインターナショナルスクールはあります。送迎バスを見かける事もあります。娘は保育園や学童に行っていたので、共働き世帯の知り合いが多く、比較的家計に余裕があり、教育熱心な地域でもあるので、多くの友達は習い事や塾に通っています。英検や漢検等など、色んな検定試験やテストを受けている子も多いです。

しかし・・インターに通っている子は、周りではゼロです。驚くほどいないんですよ、、本当に。インターに転校する前に、色々と調べても、あまり情報は出てきませんでした。これだけ世の中に色んな情報が溢れているのに、インターはまだまだ『別世界』と思われており、情報が出回っていない状況なのです。「インターって、普通の日本人の子どもも通えるの?」と言われる事もあるくらいです。

そんな中で公立の小学校からインターへ転校するのは、それなりに色々と考えました。私は個人的にはインターに通いたいですけど(笑)、娘はやはり、周りで1人もいないので、どんな世界か分からない。そもそも英語は出来ません。私が「1年くらいしたら、英語分かるようになるって。」と言っても、「ママ(みたいに年とってる人)の1年と、子どもの1年は同じじゃない。」と、頭の痛い事を言われたりもしました。

「いきなりドイツへ行くよりは、日本でインターに行く方がマシ。」という理由で、インターに転校する事になりました。転校してみると、小さい学校ですし、インターは多くの子が転入したり転出していくからか、みんな新参者も快く受け入れてくれて、娘はあっという間に馴染みました。今では毎日楽しそうに通っています。

受験の為のインターナショナルスクール活用法

インター歴の長い保護者の話だと、インターにいる日本人は3年生から5年生くらいの間にインターを辞めて、日本の公立や私立の小学校に転校する事を前提で、インターに在籍している子は多いそうです。私自身、同じ事を考えた事はありました。ただ、周りでそんな事を実行している家庭はなかったですし、子どもを日本の学校からインターに転校させたり、インターから日本の学校に転校させるのは大変だろうし、難しいだろうと思っていました。

実際にインターに入って初めて、一部の人達にとっては、そう珍しい事ではなかったのだ、という事に気が付きました。現在娘はインターの5年生ですので、日本人の生徒は少しずつ日本の学校に転校しています。

何の為に?まぁ、日本にいても英語力を身につけて、将来的には受験で有利になる為、というのが大きな理由でしょう。

日本で受験する事を考えたら、合理的なやり方だと思います。周りで多い悩み事というのが、「中学受験で必要な国語・算数・理科・社会の為に、週3回塾に通っている。これに加えて英語まで塾に通うのは大変。」「英語塾に通って英語が出来るようになるのか?塾の先生は英語話せないのに。」などというもの。「公文で英語をやっているけど、スピーキングやリスニング力はつかない。」とかね。

2021年の大学共通テストの英語では、リスニングの配点が、これまでの25%から50%にまで増えました。中学受験組は、英語が受験科目にないからと、今英語に力を入れている子は少ないけれど、中学受験でも英語を採用する学校は増えてきています。高校受験でも英語は必須です。個人的には、今までと同じやり方で勉強していては厳しいんじゃないかな~、と感じています。

幼稚園や1年生くらいからインターに通っている子は、3,4年生では既にある程度英語で授業を受けても分かるし、発言も出来るし、文章もかけます。英検でいうなら、2級くらいはラクラク受かってしまいます。こういう子達が、4、5年生から日本の学校に戻っても、英語力をキープする努力は必要ですが、中学、高校の英語でかなりアドバンテージを取れるだろう事は想像に難くありません。大学受験の英語なんて、簡単すぎるくらいなのです。そして、英語の勉強に時間をかける必要がないので、その分数学など他の教科の勉強に集中する事が出来ます。

インターの子は日本語力が弱いんじゃないの?と思われるかもしれませんが、ほとんどの日本のインターでは、日本人向けの「国語」の授業もあります。それに、インターに子どもを通わせていて、いずれ日本の学校に戻ると考えている親は、子どもの日本語力が落ちないように、色々と対策を講じているようです。そのおかげで、そこまで日本語力が劣っている感じはしません。娘も、時々「あれ?」と思う事はあるそうですが、3,4年生くらいだとほぼ問題ないレベルのようです。

こういう状態であれば、5年生から日本の小学校に転校しても、何とかなるようです。逆に、インターの国語の授業では、公立校ではあまり書かされないエッセイをよく書かされるそうです。娘のインターは、国際バカロレア認定校ですので、今後エッセイを書く機会が多くなるから、今から慣れておくという事らしいです。

英語は勉強するのではなく、使って慣れるもの

私は前からよく言っていますが、英語力というのは、集中的にやりさえすれば、誰でもある程度平等に身につくものです。しかし、週に1回英会話に通ったくらいでは、何年通ってもなかなかなかなか難しいです。それは能力の問題ではなく、単純に圧倒的に時間が足りないからです。

先にインターに通っていれば、今周りで悩んでいるような、国語・算数などの塾に加えて英語の為にまた塾に行くという事をしなくても、英語で算数を学ぶとかしているうちに身についてしまうので、子どももそこまで大変な思いをする必要はないんですよね。

例えばですが、娘はインターに転入した頃、算数では「がい数」をやっていました。「がい数」は、英語では「Round numbers」です。「1000の位を四捨五入して、8000になる数字を答えよ。」という問題が出たとして、英語だと「1000の位」は、”nearest 1000”になるのですが、最初は「1000の近くって、どこ~?1000の位の事?それとも100の位の事?」って、私も娘も戸惑いました。でも何回か問題を解いていくうちに、「がい数」は”round numbers”だし、「1000の位」は”nearest 1000”だと、すぐに覚えました。

けれども、これを例えば塾で「英語では1000の位の事はneaest 1000と言います。」と説明されたところで、その後実際に使う事がなければ、すぐ忘れちゃうんじゃないかなと思います。しかし、英語で算数を習うと、苦労して覚える努力をしなくても、すんなり覚えれて、意外と忘れないのです。「習うより慣れろ」で、最初は分からなくても、普段から使う方が、勉強するよりも、数倍簡単に身につきます。

時々、「語学学校に1年通っても、英語が話せない。」というような話を聞きますが、これは英語じゃなくても他の言語でもそうですが、語学を勉強しているうちは、なかなか身につかないのです。それよりも、ネイティブに囲まれた環境で日常的に、その言語を使う事です。最初は最低限の文法などを習う為に語学学校に行くのは有効的ですが、少し分かってきたところで、その言語を使って習い事をするとか、ボランティアをするとかね。その方がよっぽど効率的です。

まとめ

子どもが成長するにつれて、どんな進み方をしていけばいいのかと、色々な悩みが出てきます。

受験も色々と方式が変わって行きますし、「グローバル教育」や「アクティブラーニング」とか言われても、何をどうしたらいいのか迷いますよね。ワーママは自分も働いていますし、子どもには今後益々英語力が必要になるという事は実感しているはずです。

今回は、受験で有利になる為には、幼稚園や1年生くらいからインターで英語で学び、3~5年生くらいで、日本の小学校に戻る方法もあるよという事をお伝えしました。これは何も受験だけでなく、英語で授業を受けていると、子ども本人もそこまで苦労せず英語力を身につける事が出来て、将来的にもあらゆる面で助けになるでしょう。

費用もかかるので、誰にでも出来る方法とは言えませんが、塾代や私立の中学・高校へ通うトータルの費用と比べてみて下さい。思っているよりも、変わらない場合もあります。実際娘が通っているインターの年間学費と、中学受験にかかる年間の塾代を比べるとそう変わりません。どちらを選ぶか考えてみたら良いですし、少し余裕がある家庭でしたら、インターに通いながら塾に通い、インターと中学受験を両立させているケースも多いです。

私の周りでは、インターに通っている子が1人もおらず、親もこのような進み方があるのだと知っている家庭もなかったのですが、選択肢の一つとして、知っておいてもらえたらなと思いました。実際に、娘は公立小4年生からインターに編入して1年半で、英検準2級の1次試験に合格したところです。英検のための勉強はほとんどせずに合格していますので、コスパは悪くないのかなと思っています。

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2021年3月16日

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ABOUTこの記事をかいた人

フルタイム勤務のワーママを経て、フリーランスへ。夫は単身赴任中で、小学生の娘と2人暮らし。サロン開催、サークルや、PTA、学童の役員等で、多くのワーママと関わってきている。海外との仕事をする機会が多く、添乗や出張、旅行等で30カ国以上を訪問。独自の視点をコーチングに活かし、ワーキングマザーをサポート中。ドイツ親子留学が延期となり、娘はインターナショナルスクールへ転校する。国際教育相談のサービスも展開するライター・コーチ。
♦GCS認定コーチ
♦Points of You® Explorer(国際資格)
♦『次世代国際教育メディア』(https://ienext.org/)にて、コラム連載中。